代々木高等学校から、サテライト教室(サポート校などを含む提携先)のリスト139か所分を送っていただきました。
Excelに入力されているのですが、A3版に印刷するにも大きすぎて分割しなくてはなりません。私にはそのやり方がわかりません。できる人にお任せしところ、しばらくしたら2枚に印刷されました。文字が小さいので拡大コピーすると、また枚数が増えました。
先日からこれを担当したMTくんに渡して、次回から該当教室に情報提供の依頼と記録するカードの形になりました。
このところの事務作業グループは、各人がそれぞれ別のことをしています。事務処理とともに学校や相談室などの情報検索がウェイトを増しつつあります。それが一斉に同じことに取り組む事務作業から広がっているのです。
情報検索を進めるについても代々木高等学校のサテライト教室一覧に続いて、他の高校のサポート校リスト等を送っていただくと嬉しいです。不登校情報センターは原則としてその学校・相談室から直接に提供を受けた情報を紹介することにしています。そういうのに役立つからです。
「事務系作業」カテゴリーアーカイブ
連絡が途絶えている人にも『ポラリス通信』を送る
『ポラリス通信』5月号は、以前に相談を受けたことがあり連絡が途絶えている人にも多数送りました。
今回は、千葉県船橋市・習志野市・浦安市に在住の人、東京都大田区・品川区・立川市・八王子市・日野市に在住の人です。
送付においては数か所の相談室・学校などの協力をいただきました。
これからもこの方式により連絡が途絶えている人に案内をする予定です。その後の様子をおうかがいする機会にするとともに、支援者につなげる工夫をさらにつづけます。
1日の事務作業グループはほとんどこの作業に集中しました。
プリンター&ファクス複合機のトナー交換に失敗
プリンター&ファクス複合機(ムラテックのMFX 2335)のトナーの入れ替え交換に失敗しました。
このトナー切れは月末から月初めの会報『ポラリス通信』を印刷している途中に発生します。印刷枚数が多く、トナー切れの事前表示を見ることができないまま突然に印刷できないことになります。これまで何度か繰り返してきた事態です。
そこで先月のとき、トナーをこちらに保管し、自前でトナー交換したいと大胆提案をしました。ムラテックのサービススタッフはそれに応えてくれました。
残念ながら、その時はトナー交換が終わっており、交換の現場を見ておくことができませんでした。
まさに今度も会報『ポラリス通信』印刷の途中で突然のトナー切れで印刷ストップです。先月の交換したときの説明を思い出しながらトナーの交換に取り掛かりました。しかし残念、手順を間違えました。これ以上動かせばトナーが大量にこぼれそうな状態になり作業ストップです。
さいわい明日の5月1日は金曜日・ウィークデイです。ムラテックのサービススタッフに来ていただきトナー交換をお願いすることになります。
この失敗は私にはいい経験なのですが、ムラテックの方は交換用のトナーを預けるのをためらうかもしれません。交換用のトナーの保管がストップにならないことを願います。一度の失敗で手順はわかったつもりなので。
〔5月1日追記〕午前中にムラテックのサービススタッフに来ていただき、解決しました。トナーも保管を継続できます。
大型連休には関係なく事務作業グループ等に4名が参加
4月最後の事務作業グループは、学校関係の情報更新の依頼作業の整理から始めました。
GWが始まっていますが、こちらは水曜日として通常のワークの日になります。ただし参加者は4名です。
学校関係に続いて学校とは違う不登校生を受入れる団体・施設の情報集めです。福祉団体(養護施設、情緒障害児短期治療施設など)と青少年文化団体(少年自然の家、ホーススクールなど)です。サイト内で紹介している団体は少ないですが手元の資料はかなりあります。そこに情報の提供をお願いしました。
後半はさらに違ったものです。カウンセラーの養成学校の情報を少し掲載しています。これをもっと探そうというわけです。進めるうちのソーシャルワーカーと精神保健福祉士の養成・教育機関も探すことになりました。最後には20近くの学校のリストができました。もっとあると思います。5月に入ってから情報収集するテーマの1つです。
事務作業グループの在宅ワークを考えてみませんか
不登校情報センター内の事務作業グループが2年余りのワークを続けてきました。その作業の一部は引きこもったまま家から外出しづらい人にも可能かもしれません。
未完成の企画ですが、最終的なものは引きこもっている当事者と家族の状態や意見や取り入れて実現します。
(1)ネット上の情報を手掛かりに支援の学校や団体を探す
不登校情報センターのサイトは不登校・引きこもり・発達障害などを応援する学校や支援団体を紹介するものです。紹介団体は全国対象で3000を超えますが、掲載している以外にも多数の学校や支援団体はあります。
このサイトに掲載していない学校や支援団体の所在は、実はネット上に出てきます。その中から該当団体を選び、書きとめると、新たな支援団体探しになります。
①、選び出した学校や支援団体を、1団体ごとに所定の用紙に書きます(予備カードと呼びます)。学校名・団体名、所在地、電話・FAX・メールアドレス、支援の種類(相談機関・学校・塾・宿泊施設など…)をわかる範囲で書きとめます。
*見本をありますので希望者には送ります。
②、すでにサイトに紹介している学校・団体とはなるべく重複しないことです。
不登校情報センターのサイト(Wiki版)内に単独紹介ページがあると重複になります。
(2)連絡先が不明になった団体の調査
不登校情報センターのサイトに紹介している学校や支援団体の連絡先がわからなくなるときがあります。
その理由はさまざまです。
①、廃業、活動中止、活動分野の変更、合併などによる名称の変更、所在地の移転、電話番号・FAX番号・メールアドレスの変更、担当者の退職などのためです。
こういう連絡先不明な団体は不登校情報センターからリストを渡します。それが調査対象です。
②、調査対象の学校・団体がどういう状態なのかをネット上で調べます。1つひとつ現状を報告します。(予備カードと違うまとめ方になります。見本があります)。
(3)在宅の参加希望者(本人と家族)には原則として自宅をお訪ねして説明します。
①、参加できるのは引きこもり状態の人です。これは引きこもり状態から社会とつながる1つの方法です。ご自宅でネットとつながる環境にあることが条件です。
②、何をどうするのかは直接に会って説明しなくてはうまく伝わりません。
引きこもっている当事者は外出できなくても、説明を受けるための面会接触できること、説明のために出向く地域は(江戸川区平井の事務所から)おおよそ1時間半以内で行けるところ、交通費の負担をしていただくこと、が条件になります。
(4)申込み・問合せの方法
このような形での不登校情報センターの「事務作業グループ」への参加を考える方からの連絡をお待ちしています(家族からの連絡を含む)。
連絡先:不登校情報センター(〒132-0035東京都江戸川区平井3-23-5-101不登校情報センター・松田武己。メール:open@futoko.info、FAX03-5875-3731、TEL03-5875-3730)。
在宅ワークの件として、お名前(男女・年齢)、住所、連絡先、希望や質問などをお送りください。
ヤマト運輸のメール便からDM便への変更について
ヤマト運輸のメール便が3月末で廃止になり、その後の様子です。
ある印刷物を発送することになりました。自主制作のパンフレットの1冊『メンタルフレンド力』です。郵便振替票により注文がありました。
従来はヤマト運輸のメール便で送っていました。ヤマト運輸はメール便に代わり「DM便」を用意しました。そのための契約書(?)を先日渡しました。ヤマト運輸はこの変更理由を「信書かどうか紛らわしい」点の解消としています。
今回の『メンタルフレンド力』の送付に関して、最寄りの郵便局で確かめました。郵便局からは「信書かどうかの案内チラシ」をもらいました。
信書に該当するもの(一例):
契約書、書状、申込書、請求書、結婚式などの招待状、免許証・認定書、ダイレクトメール(特定の受取人宛て)、戸籍謄本、健康保険書、領収書・注文書、確定申告書、印鑑証明書、住民票の写し、車検証,履歴書など。
信書に該当しないもの(一例):
カタログ、クレジットカード、商品券、書籍、新聞、雑誌、会報、カレンダー、小切手、手形、株券、ダイレクトメール(不特定多数向け)、プリペイドカード、図書券、航空券、定期券、入場券、ポイントカード、マイレージカード など。
これによると『メンタルフレンド力』は信書にならず、ヤマト運輸の「DM便」で送れます。問題はダイレクトメール(DM)のようです。親書に該当すると該当しないの両方にあります。
ダイレクトメール(不特定多数向け)は信書に該当しないものとして送れます。しかし、ダイレクトメール(特定の受取人宛て)は信書にあたります。この違いが不明瞭です。
これに関する問い合わせ先が案内チラシにありました。総務省情報流通行政局郵政行政部郵便課(03-5253-5975)です。ここに電話をして確かめました。
信書に当たる相手先の「特定」と「不特定」の境界は一律ではなさそうです。案内物に書かれる送付先が「江戸川区在住者」程度なら「不特定」ですが、書かれる送付先が「江戸川区在住の中学生の子どもを持つ人」程度なら「特定」になるそうです。境目はどのあたりでしょうか。
しかもこれは配送物を開封しなくては確認できません。この確認できない状態は以前と変わりません。ヤマト運輸はここを発送者が間違わないことを前提に「DM便」扱いするのです。発送物が信書かどうかの判断は集荷に来るヤマト運輸の担当者も難しいようで、先の総務省の窓口で確認するようにとの返事でした。
見学者として事務作業グループにきた人が作業に参加
事務作業グループの見学者に、作業の一部に参加してもらいました(8日・水曜日)。1月ほど前にも見学者として参加したので、今回は実際にやってもらったのです。
このところ、不登校生などを受け入れている学校の紹介情報の更新依頼を続けています。①、現在掲載している情報のプリントをFAXで送信し、更新を依頼する。
②、送信した記録を学校ごとの基本台帳に記録する。
③、台帳を基準に従って元の状態に並べ戻す。
④、FAXを送れなかった学校を調べる(なかには転居や休校になっている)。
⑤、FAX送信できない学校には郵送する。
これらが主な作業ですが、このうち③を「台帳戻し」と呼んでいますが、これに参加してもらいました。この日は東京都の学校を扱ったので、件数は200校ぐらいありました。
全国を扱いますので、これを繰り返していると地理情報に明るくなります。
①はFAXの送信、②は記録の実務、④は主にネットでの検索、⑤は封書の宛名書き、になります。他にも事務的な作業はあり、日によって変わります。これらの事務作業をしたいと思う人は見学または相談から参加を考えてください。引きこもりの経験者かその家族の方が対象です。
就業支援中心と居場所中心がブレて情報発信される事情
11日の事務作業グループでは、「社会参加の準備施設」の仕分けもしました。
似たような情報提供用紙ですが3種類あります。
(A)就業支援・自立支援する機関
(B)居場所・当事者の会・イベント開催者
(C)不登校・ひきこもり・発達障害の親の会(当事者の会を生みだすことがある)
もともとこの3種類は同じ用紙を使っていたのですがそれを細分化してきました。紹介用紙の内容には重なる部分があります。
特に(A)と(B)の区分けが難しいのです。
先日から調べた「社会参加の準備施設」のうち、愛知県の2つのミニポータル「名古屋市ひきこもり支援ガイドマップ」と「愛知県精神保健福祉センター」に紹介されている団体を、区分けしてみることにしました。
すでに不登校情報センターのサイトに紹介している団体を除く数十件が対象です。どの情報提供用紙を送るのが適切なのかの視点での仕分けです。
ここで支援団体側の事情が浮かび上がってきました。
紹介内容を書くと、就業に取り組んでいるウェイトが多くなり、自己表現やコミュニケーションの紹介が少なくなります。実際は対人関係づくりの役割が多いのですが、それに関する紹介が削られます。
仕分けをするときに(A)分類にしたくなるような内容が並びます。ところが実際には遊びによる自己表現や対人接触の機会をどうつくるのかその工夫が重要です。これは親や行政側や、当事者にも就業支援内容を望む人がいて、それに引きずられて紹介しているのです。なぜハローワークとは別にサポートステーションが必要になるのか理解していないのしょう。当事者であればこそ指摘できる視点ですし、不登校情報センターの居場所においても確認できることです。
メンバーが(A)分類にしていたものを、こういう背景を話しながら、かなり(B)分類に直しました。この区分による情報提供依頼は支援団体に対するささやかなアピールになります。といっても、それが功を奏するか裏目に出るかは別問題なのですが。
株式会社による就業支援を想定する企画会議
株式会社による就業支援にどのような情報提供依頼をすべきかを話し合いました。
事務作業グループの企画会議です。
「社会参加の準備施設」用の情報提供の依頼文書と情報提供用紙をベースにします。それをどう変えるのかを考え、意見を出してもらいます。ひきこもり経験者の視点では及ばないこともあるし、逆にその立場だからこそ思いつくものもあります。
(1)就職した後のフォロー、就職後に戻る人への対応
(2)就職までの中間過程(対人関係・技術や資格・社会的訓練)
(3)受け付けてから就職になるまでの期間はどの程度か
(4)長期的なブランクを埋める方法
(5)中間過程における居場所、相談業務はあるか
(6)当事者への接触で気をつけている点
(7)担当職員の専門性は何か(業種や資格名など)
(8)インターンシップ・研修体制・疑似OJT
(9)業務に活用できる公的な援助・助成制度はあるのか
(10)官公庁はどこが対応窓口になるのか
(11)当事者が関係した学校(卒業生)、行政機関との協力
(12)就業援助を受ける側の費用負担または利用料金
(13)紹介先企業の業種などに特徴はあるのか
(14)障害者雇用との違いはあるか
(15)利用対象者への告知・広告・募集手段
(16)社会へのアピールしたいこと
(17)その他、業務上に特段の努力を求められること
出てきた意見を順不同で並べてみました。重複することもあり、整理が必要です。しかし、NPOや福祉団体が取り組むものとは違う視点もありそうです。そこを業務現場から様子を聞くことになります。
話しの中では、職業紹介(人材紹介、職業仲介)と労働者派遣との違いが出され、労働者派遣業におけるニート・引きこもりへの対応を調べるテーマが新しく出てきました。
株式会社によるニート・ひきこもりの就業支援
事務作業グループは週2回の作業を繰り返しています。事務作業には情報集めという分野ができて、少し前から「社会参加の準備施設」をネット上で検索しています。
とはいっても「社会参加の準備施設」をキーワードに検索しても探せません。ニート、ひきこもり、若年無業者、支援団体、社会参加、就業…を組み合わせて探し始めます。
実際はそういうワードではなく、違ったキーワードがうまくいくのですが、このあたりはメンバーの方が上です。
先週の金曜日からそうして探した「社会参加の準備施設」を点検しました。そして必要な情報提供の依頼作業を始めたところです。
この点検の中で、株式会社がニート・ひきこもりの就業支援に乗り出しているのを見つけました。見つけたのは3か所です。
こういう場合、良い悪いの判断より、ニュートラルなスタンスでどういう内容かを知るのが大事です。ひきこもり支援は多様な方法が求められますから、これが成立するなら1つの方法として悪くはないでしょう。ただ人を壊すようなことはなしです!
第一印象としては人材派遣業とは思えません。少なくともそれが中心ではなさそうです。