事務作業のあとにPC教室

事務作業グループは学校・支援団体の基本台帳を順に並び替えました。
原則として都道府県単位の中で、県庁所在地市、政令市、一般市町村を五十音順に並べます。東北、北関東、中部、近畿、中国、四国、九州には複数県を一冊にするところがあります。北海道、埼玉県、福岡県などは1県1冊です。神奈川県と横浜市、愛知県と名古屋市、大阪府と大阪市はそれぞれ別の1冊にしました。作業は未完成ですが、基本台帳は合計で30冊以上にまとまります。
事務作業としてはかなり集中しました。市町村名が区名がわからない(文字が雑で読めない)、郡表記を省略して町村別にする、などに手間取り2時間いっぱいの作業です。これを重ねていくと自然に地名を覚えていきます。

このあとワード入力のパソコン教室を小一時間しました。
パソコンの起動、ワード画面を開く、文章のローマ字入力のしかた、入力した文章の保存、パソコンの閉鎖など初歩的なことです。何を学びどう進むのかは不明ですが、数回は文書入力をします。
パソコンの初歩を学びたい人はこの場面だけでも参加できます。参加してください。

3日夜に画像・スキャナー教室

〔学校案内書の掲載〕を各校の紹介ページに進めています。
この部分を土曜日にPC教室をしているZさんが習うことにしています。
画像を表示する方法ですが、その前にスキャナーの使い方も習います。
それで私もそれに参加したいと申し込みました。自作自演(?)みたいなものです。
そこにSさんがパワーポイントも習えるようにして欲しいと言ってきました。
セミナーを開くときに必要なことです。
それも開こうと思いました。日時は未定ですが。
そういえばクラウドの利用の仕方も比較的優先したいと思います。
スキャナー、パワーポイント、クラウドがパソコン教室のテーマに上りました。
今週の土曜日、3月3日は画像およびスキャナー“ミニ教室”をします。
希望者はどうぞ。開始時間は不定ですが、7時ころになるかも(6時過ぎに来てください)。

社会参加支援の方法の取材を受ける

ある新聞社社会部の記者の取材を受けました。
引きこもり経験者の社会参加に、不登校情報センターはどのように関わるのかが取材のテーマです。
(1) ①家から出られないなどの状態には訪問活動、②出られるようになった人にはフリースペースに、③それに続くのが就業支援、この3つの段階があります。

(2) ③の就業支援に関しては、当事者の関心による方法と手段の違いがあります。(a)中心は不登校情報センターのスペースに来て作業をします。主にホームページ制作や文書入力です。作業をしながら対人関係づくりの訓練をし、将来を探る状態です。(b)そのほかに創作活動をする人がいます。文芸的なもの・絵画的なものの作品制作です。装飾品や日用品を作る人もいます。これらの人には作品発表の展示会と作品販売会の機会をつくります。これが不登校情報センターの役割です。しかしこの取り組みの到達状況はまだ初歩レベルです。
(c)今年になってから始めたことは、自営業的な方向をめざすものです。

(3) (c)の自由業的方向について、いちばん詳しく話しました。メイクを仕事にしようとする人、自営の整体師をめざす人がいます。訪問サポートをする人、パソコンの教師、編み物教師などが特徴的です。これらに共通するのは、対個人サービスの仕事です。これが引きこもり経験者のある割合に適合する職業であると確信できたのが今年の収穫です。
就職型の会社勤めは、社員間の人間関係が壁になります。ところがサービス対象の相手の人とはとてもいい関係ができるようなのです。その結果が自営業型の対個人サービス業です。
各人の性格や関心によってどんな職業を選ぶのかは任されます。営業や広報活動をする企画部を不登校情報センターが担当していくものです。

おおよそこのような方向を話しました。これが実情ですが、しっかりした道が整っているわけではありません。当事者と共にこの道をつくろうというわけです。それが仕事起こし、仕事づくりの社会参加の方法です。
新聞でどのように報道されるのでしょうか。それはたぶん数日後にはわかるでしょう。そのときはまたこのページでお知らせいたします。

「事務のしごとの練習」の実施予定

10月16日「仕事づくり」体験発表会でお知らせする内容です。

「事務のしごとの練習」に参加できる人は、引きこもりや不登校の経験がある人、対人関係が苦手と思う人です。
20代以上の男女、合計6名以内を考えています。
内容は時間表に書いていることが基本ですが、参加者の状況によります(時間表どおりに進行することが目標ではありません)。
2時間を予定していますが、途中退席もOKです。始めの時間はなるべく遅れないようにしてください。この日は通所している他の人は基本的には来ません。
希望者は終了後も残りフリースペース的な場にします。
ご家族と一緒に来ていただくのもかまいません。ご家族が同席する、席を外してしばらくしてから迎えに来る(駅周辺と商店街に喫茶できる場があります)、別の部屋が空いていればそこにいる。どれでもかまいません。

10月は次の4日の予定をします。1日でもいいので体調・都合がよければ来てください。
10月20日(木) 13:15~15:15(最大延長17:00まで)。
10月23日(日) 13:15~15:15 (最大延長17:00まで)。
10月27日(木) 13:15~15:15 (最大延長17:00まで)。
10月30日(日) 13:15~15:15 (最大延長17:00まで)。

ほかの曜日はこれまで通所している人が作業をしたり、パソコンを習ったり、自習勉強をしています。そのうちこうした形で不登校情報センターに来るようになるのもいいと思います。
11月以降は、様子を見て次の計画を提案します。

パソコンの寄贈をお願いします

パソコンが……5台のパソコンが動いていますが、そのうち1台はどうやら終了が近づいてきたようです。OSはウィンドウ2000ですから、そろそろ点検・補修ではどうにもならないとは分かっているのです。
起動してしばらくはいいのですが、時間がたつにつれて、低周波音のようなものが徐々に強くなり、無理はさせられないという気分になっています。
数か月前に1台を撤去したところです。2台目を撤去しなくてはならなくなると「パソコンがたりない!」となります。
実は動いているなかにもう1台、ウィンドウ2000がありそれも心配です。
パソコンの寄贈を切に望むところです。OSはXP以降のものであれば、動かない、動きが遅い…というのは点検・補修により何とか使えるレベルになるはずです。
よろしくお願いいたします。

「事務しごとの練習」2か月のレッスン

「事務しごとの練習」をしてみませんか

主 旨
人と関わるのが苦手、家から出ても行く場所がない。そういう引きこもり経験のある人がいまの状態から一歩すすむ。そのために2か月の事務作業から始めてみませんか。
やってみて何とかいけそうな人は、その後も状態にあわせて継続できます。

対象者
30代・40代で引きこもり経験のある人。女性歓迎!
1日3人までの受講者、合計6人以内の受講者を募集します。

期間と回数(火・水・木・金曜日の午後から選びます)
週1回実質3時間から取り組める事務仕事のレッスンを2か月。週2回も可能。

レッスン内容
(1)家から出で人の中にいる経験をしてみる。
(2)人の話を聞き、返事をし、考えを話せるのが目標。
(3)事務作業=郵便を出す、FAXを送る、記録を書く、印刷手伝い、書類の片付けなど。
 不登校情報センターの実務を実際にします。
(4)希望者はパソコン=PCの起動・終了、ネットの検索、メールを送る、文書入力…。

時間表
1:15~1:30 準備とその日にする内容を説明。
1:30~2:15 前半作業。
2:15~2:45 休憩。
2:45~3:30 後半作業。
3:30~4:00 感想と片付け。
*この表を元に状況にあわせ時間は変更します。45分の作業と15分の休憩が基準です。
*パソコンをするときは6時ころまで、その日の都合に合わせて習います。

参加費など
受講料:月額10000円(週1回)・15000円(週2回)。
継続する時は、フリースペースの会員(入会金3000円、年会費6000円)と参加費は時間当たり1000円が必要です(作業量により作業費を支払います)。

問合せ・連絡先 不登校情報センター:TEL03-3654-0181 FAX03-3654-0979 松田武己

10月に「引きこもりを抜ける仕事づくり」発表会

7月27日、代々木高校を訪ね、10月の発表会会場を確認してきました。
代々木高校さんありがとうございます。

「引きこもりを抜ける仕事づくり」発表会
内容=就職とは別の形で社会参加を考える人の体験発表と相談会。
実例=(1)メイクとカラーセラピー。訪問する方法とルームに来ていただく方法。
(2)整体師を目指す。まだ施術所はなく訪問します。
(3)編み物の個人指導。自宅を訪ねるのと不登校情報センターに来て編み物を習う方法。
(4)ヘルプデスク。パソコンの修理、フリーズやインストールはお任せ下さい。
(5)訪問サポート。家から出られない人への自宅訪問。
(6)パソコン指導。自宅に来てパソコンを習うのと不登校情報センターでパソコンを習う方法。
*これらから2、3人が自分の体験を含め発表します。ほかの人は相談受付します。
*創作をしている当事者の創作品の即売展示をします。
日時=2011年10月16日(日)13:00~17:00。
会場=代々木高等学校(東京都渋谷区千駄ヶ谷5-8-2、JR「代々木」西口7分)。
参加費=一般500円、当事者は無料。
主催・連絡先=引きこもり後を考える会(tie-sunflower.fs32@ezweb.ne.jp )、不登校情報センター(TEL03-3654-0181、FAX03-3654-0979)
*創作活動をしている当事者からの連絡を待っています。

5月14日の土曜スペース

5月14日の土曜スペースの様子。

通常のPC作業をしています。
サイトが大きくなり、少しでもめざすページに近づきやすくするための工夫を考えていますが、まだまだ…。
今日はトップページに「検索語のページ索引」を設定しました。

3時半過ぎからビデオ上映会「フラワーズ」ともう一本。
それまでリハビリとして国語を自習していたYさんも参加。
この自習の延長に「成人の中学教育学習スペース」を考えています。

夕方、PCでワードを勉強中のZさんが着ました。
今日は少し長くて1時間半程度です。
この形で「個人別パソコン授業」を考えています。

夜になって、Oさんが久しぶりに来ました。
9時ころまでいろいろ話していたようですが、後はカラオケ?

パソコン初心者Eさんの入力文を掲載

パソコン教室の初級者としてワードを習っているEさんが、一つの文書入力を終えました。
テキスト(?)は『ひきコミ』に掲載している文書で約17000字ありました。
できたものを校正して見ると、本当に誤字というものが見つかりません。
慎重な性格をよく表しているようです。
それは五十田猛・論文とエッセイの「2009年6月ー『訪問の拒否』から考える」です。

パソコン初心者・超初心者で、人が苦手で作業は遅いと思っている人へ。
それでOKなので、パソコンを習うつもりで不登校情報センターに来ませんか。
「個人別パソコン授業」をしています。

パソコンを習いつつ人間関係づくりを

パソコンを習っている人が約4名います。
一人ひとり時間帯もすることも違います。
個人別パソコン教室です。
週1回のところ半分は休みになるので、不登校生のようでもあります。
引きこもりや不登校の経験者で人間関係をつくりづらい人にはこのペースは悪くはないと思います。
文書入力(ワード)を中心に始めてみる人はいませんか。
ゆっくり進みます。フリースペースの一員の感じになります。
対象者は10代から40くらいの人までです。
先日、60代のお母さんか少し習いたいと話していましたので、高齢者もいいかもしれません。
受講料は会員1時間1000円、会員外1時間1500円です。

きょうは夕方に受講のZさんが遅れてきました。帰りに聞いたところ「疲れた」とのこと。
「きょうはよく眠れるかも」というとうなづいたような気がします。
パソコンを習うのは生活リズムをつくり、よく眠るうえでもいいのかもしれません。