CSR依頼のための企業のメルアド調べと依頼方法の変更

7月15日に「CSR依頼はメルアド探し・依頼文の作成から始めます」を書きました。
その第一段階の企業のメールアドレスを私が調べてみました。
そうしようと思ったのは、1つの経験からです。先日の事務作業グループで「各種療法(心理・精神)」施設のFAX調べにメールアドレス調べを一緒にしてみたのです。感想としては、FAX番号以上にメールアドレスを調べるのは難しいといいます。
調べながら話したことは、案内を受け取った依頼が読まれるかどうかの推測です。
FAX、郵便物(DM)、メールのどれがいちばん読まれるのかという点です。
たぶんいちばん読まれるのはFAXではないでしょうか。
郵便物=大量に同時に発送されるDMは、すぐに捨てられる可能性が大でしょう。
しかし郵便物も宛名が手書きになり、ビジネスライクにならないものは読まれる可能性があります。
メールはFAXとDMの中間ですが、大量発送のDMに近い感じがします。
こういう事情を考えてCSRをお願いする企業のメールアドレス調べは、FAXや住所も調べることにしました。メール以外の方法も用意しておくのがいいからです。
そういうメールアドレス調べの調査用紙を作成しました。
1件ごとにプライベートな物語があるのが一斉送信・一斉送付よりも読まれる可能性は高いです。こういう背景事情というか心理をを考えなくてはなりません。ビジネスライクの手抜きはいい結果を招きません。
合理的な方法は必要ですが、単純に楽をすることになっては間違いです。
私は不登校情報センターのサイトに入ってくる広告主企業から調べることにしました。
この調べ方の変更は、CSRの依頼作業を変更、というよりも多様化していくことになりそうです。
この調査用紙に沿った企業のメールアドレス等を調べるミニ教室を近く行います。
7月中に始めるつもりですが別の事情があり、日にちを確定しづらいです。
当日、急にそのミニ教室になるかもしれません。

CSR依頼はメルアド探し・依頼文の作成から始めます

「引きこもり・ニート支援のCSR」のホームページの準備が進んできました。企業向けの依頼の準備を7月中に始めます。
(1)相手先企業の確認し調査用紙に記録します。自分が使っている物(商品)やサービスの会社をリストアップし、連絡可能なメールアドレスを探します。とくにCSRや社会貢献に積極的な会社を探します。例えば、洗剤、家具、電気用品、食品会社、ゲーム機の製造販売会社…などです。
メールアドレスを探すミニ教室も開きます。
(2)各自の状態・条件に沿った依頼文を作成します。個人的な特性が大事です。具体的には「メールによる企業へのCSRの依頼(参考のための見本)」による個人版をつくります。不登校情報センターという団体の依頼文も作ります。個人版の依頼文を作成するミニ教室を開きます。
(3)これらの準備段階の取り組みに参加する人は支障なければ「CSR企画者」の登録番号を発行します。
(4)相手先企業への依頼文送付はホームページ(http://www.futoko.co.jp)ができてからになります。8月以降ですので、もうしばらくお待ちください。

ひきこもり・ニート支援の企業CSRの準備報告と説明会

 ひきこもり状態の人が在宅ワーク・居場所ワークとして企業・事業所にCSRを依頼する取り組みの準備をしてきました。
正式には新しく「http://www.futoko.co.jp」サイトを制作して対応します。
内容等に関心をお持ちの方は、「ひきこもり・ニート支援の企業CSR」ページで準備していますのでご覧ください。目次を掲載します。
7月10日(日)午後1時から家族と当事者向けの説明会を予定しています。参加するにはお名前の事前連絡が必要です(03-5875-3731、メール:open@futoko.info)。

*CSRとは、corporate social responsibility 企業の社会的責任として、社会的な役割や信用の表示として企業が推進しているものです。

ごあいさつ(NPO法人不登校情報センター理事長 松田武己)
〔1〕ひきこもり・ニート支援の企業CSR(企画)
(1)ひきこもり・ニート支援の企業CSRをお願いします
(2)CSR協賛事業の協賛金の使い方
(3)CSRを推進するNPO法人不登校情報センターの紹介
(4)企業の社会貢献・CSRの申込書

〔2〕CSR協賛企業一覧・CSRスポンサー

〔3〕CSR企画者
(1)CSR企画者を募集します(募集要項)
(2)メールによる企業へのCSRの依頼の仕方(手順)
(3)メールによる企業へのCSRの依頼(参考のための見本)(「CSR企画者」にお渡しします)

〔4〕よくある質問(CSR企画者から)
①CSR企画者とは何なのか、誰のことか
②“成りすまし”によりCSR協賛がゆがめられない対応を
④経済活動ではなく社会活動からの社会参加になる
⑤団体・グループのCSR企画者はどうなるのか
⑥CSR企画者が受け取る協賛金の使い方
⑦不登校情報センターで使う協賛金について
⑧CSR企画者は不登校情報センターの会員になるのですか
⑨CSR事業の説明会などはありませんか

〔5〕よくある質問(企業から)
③CSR依頼への質問が送信した個人に向けられるばあい

新しいHP「ひきこもり・ニート支援の企業CSR」の作成

「ひきこもり・ニート支援の企業CSR」という新しいホームページを作成します。完成形はHtmlシステムにするのですが、その制作過程のデータをWikiシステムの同じ名称「ひきこもり・ニート支援の企業CSR」で作成中です。この移行過程では正式なデータとそうでないものが混在する混乱が生まれました。
整理をするためにWikiシステムの中に「ひきこもり・ニート支援の企業CSR」をつくり、整理のすんだデータを整理・保存します。整理・保存を終えたデータがほかのページにもあると拙いのでそれらを消去します。
またブログ「ひきこもり・ニート支援の企業CSRのすすめ」はこの作業が終わるまで削除します。

会報と『在宅ワーク・居場所ワークのすすめ』などをお送りします

会報『ポラリス通信』6月号を作成しました。6月の予定を書いています。
また「集中力がなくなったSS君が自我をなくしたときのこと」というエッセイを書きました。
別にA4版4ページの『在宅ワーク・居場所ワークのすすめ』リーフレットを作成しました。
会報とリーフレットの2つを会員等にお送りします。別に「CSR企画者の募集案内」と「引きこもり・ニート支援の企業CSR」がセットになっています。
希望者にはこれら全部をまとめてお送りします。送料をお願いします。

『在宅ワーク・居場所ワークのすすめ』の目次
主旨
メニュー
 サイト制作グループ(居)
 事務作業グループ(居)
 情報検索グループ
 文書執筆グループ(宅)
 独自のホームページ(宅)
 創作活動をする人(宅)
 CSR事務局(居)
 個人・グループによる仕事起こしの支援
 その他(宅)
すすめ方
 説明会と個人相談

『CSR企画者の募集案内』の目次
(1)CSR企画者を募集します(募集要項)
(2)Q&Aによる詳しい内容の説明
  ① CSR企画者とは何なのか、誰のことか
  ② “成りすまし”によりCSR協賛がゆがめられない対応を
  ③ CSR依頼への質問は送信した個人への質問だけではないので
  ④  経済活動ではなく社会活動からの社会参加になる
  ⑤  団体・グループのCSR企画者はどうなるのか
  ⑥ CSR企画者が受け取る協賛金の使い方
  ⑦ 不登校情報センターで使う協賛金について
  ⑧ メールによる企業へのCSRの依頼の仕方(手順)
(3)メールによる企業へのCSRの依頼(参考のための見本)
(4)CSRを進める事務局と、ホームページ、ブログの設定
  * CSR企画者の登録用紙

『ひきこもり・ニート支援の企業CSR』の目次
 ひきこもり・ニート支援の企業CSRをお願いします
 CSR協賛事業の協賛金の使い方
 NPO法人 不登校情報センター(紹介)
 *企業の社会貢献・CSRとしての申込書

「ひきこもり支援の企業CSR」資料が完成、22日に説明会

「ひきこもり・ニート支援の企業CSR」に関する2種類の資料を完成させました。
完成といっても資料の追加と訂正をしたものです。
(1)「CSR企画者の募集案内」は、ひきこもり等の当事者、家族および支援者への案内です。CSR企画者になるように呼びかける、詳しい内容説明の冊子です。A4版10ページと「CSR企画者の登録用紙」です。
(2)「ひきこもり・ニート支援の企業CSR」は、企業・事業所にCSRへの協賛を呼びかける4ページの冊子と「企業の社会貢献・CSRとしての申込書」です。

この2種類の冊子の内容により、「ひきこもり・ニート支援の企業CSR」の取り組みを広げて行きます。
ご希望があれば、送料100円でお送りします。
また、5回目の説明会を予定します。5月22日(木)の午後1時から3時、不登校情報センターで。参加希望者は事前に連絡をください。

CSRを進める事務局とブログの設定

4月25日のCSRの説明会で出された点を取り入れて、企画内容を改善します。いくつかの問題がありますが中心の企画と改善策を紹介します。説明会はこれからもときどき行い、実行する中で明らかになること、障害点や疑問点を出してもらい、どうするのか考える機会にします。
①、新しく「ひきこもり・ニート支援の企業CSR」というホームページを立ち上げます。すでに所持しているURL:http://futoko.co.jp を使います。
②、CSRに取り組む動きなどを伝えるページをつくります。ブログ「ひきこもり・ニート支援の企業CSRのすすめ」を設定しました。
③、メールによるCSRを企業に案内する場所を、不登校情報センターに集中します。個人名でメールを送ることの信頼性と責任の所在(受け取る側からスパム扱いされる可能性を下げる)、質問への対応などを考えると、少なくとも出発時点ではそうしたほうがいいという意見です。
④、そうすると事務局の役割を整えなくてはなりません(元々必要でしたが拡充します)。CSR企画者の登録、メールをCSR企画者から受け取り、企業への送信を定例日にする体制、質問などへの対応(CSR企画者と企業からの質問の両方があります)、協賛金の受け取りとCSR企画者への配布などを安定的にする体制です。CSR企画者へのサポートがメール等では出来づらいときの対応もここで考えていきます。
以上はCSRに取り組む情報センターの体制(事務局の役割)に必要なものです。このほかに説明会で出された点がいくつかあります。今後はCSRに関する「ひきこもり・ニート支援の企業CSRのすすめ」ブログで対応などを書いていきます。

CSRの案内書ができたので25日に説明会をします

CSRを勧めるための「ひきこもり・ニーと支援の企業CSR」というA4版4ページの案内書を作りました。①表紙、②ひきこもり・ニーと支援の企業CSRを募集します(企画の趣旨)、③CSR協賛事業の協賛金の使い方、④およびNPO法人不登校情報センターの活動などの紹介です。
他にCSR企画者への説明、企業・事業所からの申込書(紹介する企業の内容を書く用紙)なども準備できました。
ひきこもり当事者はメールによりこれに取り組むことを想定していますので、メールの見本、それを受けてつくるホームページの概要、実際に進めていくとき迷うときなどの質問コーナー(ヘルプ集)などもさらに必要です。
来週の金曜日・25日の事務作業の後、4時からCSRの説明会をします。関心ある人はぜひ参加してください。子どもが外出できない・動けないときは親の参加も歓迎いたします。

「ひきこもり・ニート支援」CSR協賛事業の協賛金の使い方

協賛金の使い方の面からも不登校・ひきこもり・発達障害・ニートの社会参加・仕事づくりの支援になります。支援者のための協賛金集めにはしないし、できません。
CSR協賛を求める取り組みの会計面のプランを示します。全体の予算計画を作成することはまだできません。「ひきこもり・ニート支援に協賛した企業」には協賛金1万円をお願いします。この収入の使い道からCSR協賛事業の協賛金額を逆算した面があります。その部分を明らかにするとわかりやすいはずです。
(1)支出の半分5000円はこの協賛活動をした本人に渡します。ひきこもりの本人がこの取り組みに参加すれば収入面でも実感できるし、その意味は大きくいろいろな方向に広がることでしょう(前回の「ひきこもりCSR協賛を集める活動は社会参加の方法」を参照してください)。
どう渡すのかは協賛金の受け取り方により2種類に分かれます。協賛活動をした本人が協賛金を受け取るときと、不登校情報センターが受け取る方法の2つの形があるからです。取り組みの参加者には詳しい説明書と説明の機会を設けます。
(2)協賛していただいた企業の広報活動の場として、不登校情報センターのサイトに紹介します。「不登校・ひきこもり・ニート支援CSR紹介」ページに載せます。いただいた協賛金の残りの半分の使い方の1つは、協賛企業のバナー作りを含むCSRのホームページの制作費に使います。
この作業をする人たちも不登校情報センターという居場所に来ているひきこもりの経験者です。不登校情報センターが受け取る5000円のうち1000円から1500円をこの制作費に充てます。居場所で作業するひきこもり経験者の社会参加と仕事づくりに役立ちます。
(3)居場所の継続と運営、通所する人たちの仕事環境と作業条件、ネット接続とパソコンなどの備品・施設管理に1000円前後を充てます。〔パソコン提供などの応援もお願い中です〕。
(4)CSRの協賛活動に自宅などで取り組む人へのフォローは欠かせません。自宅での実務的なやり方に不明な点が出て対応が必要になったとき、企業側とのやり取りになって仲介や補助が必要なときの支援、これには1500円から2000円が必要です。
(5)後は予備費にします。差し引きすると500円から1500円の範囲です。準備段階でどういう状況になるのか正確に予測できないので、予備費が少ない気もします。慣れて上達するに従い1件あたりの支出は少なくてすみ、また協賛CSRが増えれば運営できるものと判断してすすめます。
(6)協賛金の基準は1万円ですが、そうできない場合もあるでしょう。その場合でも不登校情報センターには3000円の入金(折半する入金の必要最低額)をお願いします。この取り組みを進める上での絶対的な必要経費になるからです。
学校が夏休みになる前には数件の協賛企業が表われ、始動している状態にしたいものです。
多くの方からの応援と協賛をお願いします。

ひきこもりCSR協賛を集める活動は社会参加の方法

久しぶりにOくんがやってきました。事のついでに新たに取り組むCSRに取り組む話をしました。実務的なことをいくつか話すなかで、中心目標も明確になってきました。
引きこもり・ニートの当事者がこのCSR協賛を集める活動に参加する意味です。パソコンがありネットにつながり、メールが使えれば、ひきこもり状態でもできます。
相手先の事業所のメールアドレスに書式の決まったメールを送ります。メールにより「不登校・ひきこもり・ニート支援のCSR」のお願いを送ります。書式は決まっていますが、自分の体験の要点を所定の場所に書き加えます。相手先企業の商品やサービスを使用している事情も書けるときもあるでしょう。この個人的な事情を書けることが、「不登校・ひきこもり・ニート・発達障害を理解してほしい」というアピールを強いものにします。そういう自分体験が相手先企業にCSRへの協力を考える動機になるからです。

そういう活動に触れた当事者はどうなるのか。いろいろな経験が出てくるものと期待しています。①相手先企業からの協賛金の半分をこの取り組みをした人に渡します。取り組んだ成果が収入になります。②その経験から月間数か所の協賛企業をお願いしようとするかもしれません。③お願いメールに短い自分の体験を書くことが自分の経験を振り返るきっかけになるかもしれません。④パソコンを情報収集やゲームで使っていた人は新たな使い方を経験するきっかけになるかもしれません。⑤呼びかけた先の企業から問合せが返ってきてどうすればいいのか考えるかもしれません。
これらは取り組む前に私が想像していることです。一言えばひきこもり・ニート状態で社会との接点が生まれます。仕事づくり、仕事探し、社会参加になります。いろいろな体験、感情や気分を味わいます。それこそ人や社会とつながる経験になります。
これらをネット上で仮称「ひきこもり・ニート限定ページ」をつくり交流します。Oくんからは他にもいろいろなことを聞かれました。他の人に説明するとまた別の疑問や質問が出るでしょう。それらを4月14日の「企業CSRへの取り組みで明瞭にしておくべき3点」に沿って続きを述べていきます。