多文化ソーシャルワーク講座

多文化ソーシャルワーク講座
~外国につながる子どもと家族を支えるために~

外国人住民の増加・定住化に伴い、日本で出産・育児をする外国人住民が増えています。本講座では、日本での子育てや教育に戸惑うことの多い外国人保護者や子どもに対するよりよい支援のために、外国人住民の文化的背景や効果的なコミュニケーション、ソーシャルワークの基本的なスキルを実践的に学びます。
また、NGO関係者や外国人ゲストとの面接練習やグループワークなどを通じ、外国人住民がより安心できる子育て環境づくりや多文化共生の地域づくりについて考えます。

<日程>
【第1回】11月13日(日)13:00~16:30 ※公開講座
『多文化共生時代の子育て支援』
【第2回】11月23日(水・祝)9:30~16:00
『異なる文化・価値観をもつ人に対する支援』
【第3回】12月4日(日)9:30~16:00
『外国人が安心して子育てしやすい環境づくり』

<会 場>
神奈川韓国会館7階ホール(横浜駅西口より徒歩5分)

http://www.mindan-kanagawa.com/about/access/

※ 第1回は「公開講座」で、総定員は80名です。第2回・第3回に参加しないでも申込みができます。
※「公開講座」は先着受付、「連続講座」は全回参加を原則とし、定員に達した場合は抽選を行います。
<締切り> 2016年10月25日(月) 17:00

<主な対象> 行政機関、NGO、地域等で、外国につながる子ども・家族の子育てや教育分野での支援や相談・援助に携わっている方

<主 催>公益財団法人かながわ国際交流財団
※神奈川県県民局くらし県民部国際課委託事業

<申込方法>
「お名前」「住所」「電話番号」「参加希望(公開講座/連続講座)」「ご所属」「支援経験」「講座で学びたいこと」をメール、電話、ファックスのいずれかの方法でお知らせください。
公益財団法人かながわ国際交流財団 多文化共生・協働推進グループ(担当:富本)
TEL:045-620-0011
FAX:045-620-0025
e-mail:tabunkajoin@kifjp.org

<プログラム>
【第1回】11月13日(日)13:00~16:30
『多文化共生時代の子育て支援』
1.「多文化ソーシャルワークの必要性」
 鶴田光子(聖テレジア病院スーパーバイザー、社会福祉士)
2.「多文化子育て家庭の現状 ~子どもの貧困という視点から」
 山野良一(名寄市立大学教授、「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク世話人)

3.「実践報告・パネルディスカッション」
① 「外国人が日本で子育てするということ」
 福山満子(中国出身、横浜市泉区上飯田地区元主任児童委員)
②「多文化共生を目指す子育て支援」
 金子美津子(瀬谷区地域子育て支援拠点「にこてらす」横浜子育てパートナー)
 ③「多文化と福祉をつなぐ子ども支援」
後藤美樹(外国人ヘルプライン東海代表、フィリピン人移住者センター事務局)
【第2回】11月23日(水・祝)9:30~16:00<参加費> 無料

<定 員>連続講座 30名
『異なる文化・価値観をもつ人に対する支援』
1.「外国人住民の支援活動に携わるにあたって」
 金 朋央 ((特活)コリアNGOセンター東京事務局長)
 大川 昭博((特活)移住者と連帯する全国ネットワーク理事)
2.「私にとっての多文化ソーシャルワーク」(演習)
 岡田 澄恵(フリーランス・ソーシャルワーカー)
3.「異なる文化・価値観理解のための面接練習」(演習)
 門美由紀(東洋大学 助教)
【第3回】12月4日(日)9:30~16:00
『外国人が安心して子育てしやすい環境づくり』
1.「地域における子育て支援の実践から」
 川上千鶴(横浜市中区役所保健師)
 廣野美賀子(横浜市中区役所国際サービス員)
2.「つながりをひろげる家族支援」
 長谷川俊雄(白梅学園大学教授、NPO法人フリースペースたまりば理事)
3.「アクションプランづくり」(演習)
 岡田澄恵(フリーランス・ソーシャルワーカー)