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Center:(7)使用した用語の範囲

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(7)使用した用語の範囲

ここまでを少しまとめをしておきましょう。
使用した用語のおおよその範囲は、当事者の会(居場所)という場面から生まれることを整理したものです。
そこを基準にやや広く意味づけてみました。
(1) 精神的自立が強い人とそうでない人の境界
依存の強い人は、次の2つの点で外形的に判断できると思います。
①言葉として(とくに賛意、拒絶の)意思表示がお願いする形になる。
そしてどこでも、だれに対しても少ない(家族に対しては表れる)。
②依存しているという意識が少ない。受け入れの確認を求めてくる。
それがないと不安である。
私には、この2つの点を満たす人は、一般的に依存性が高いと思います。
当事者の会に参加できる人の多くは、この境界を超えているように思います。
実践的には、当事者の会に参加できるようになった人の多くは、精神的依存の下位レベルは超えた人と考えられ、また一部がこの境界付近にとどまっていると想定して対処できると思います。
(2) 精神的自立の達成
精神的自立は、独自に取り上げることができますが、その達成という面は一人の人間としての社会的自立との関係でみないわけにはいきません。
精神的自立の基本的な達成は、その人の社会的自立の後になります。
当事者の会(居場所)においては、精神的自立を下位レベルで超えた人から社会的な自立に到達直前までの人を含む、さまざまな状態の人がいます。
(3) 社会的自立
その人の自然な能力において、ときには社会的な支援を受けながら、独立した人生を歩める状態の人です。
必ずしも経済的自立とは同一ではなく、なかには経済的には自立していない人もいます。
たとえば収入のない学生、結婚して本人には収入のない人(主婦や主夫)。
ある程度の心身に障害のある人でもその条件において社会生活を営む人は、経済的自立はなくても社会的自立をした人といえます。
(4) 経済的自立
経済的自立をしている人のほとんどは、社会的または精神的自立を達成していると考えられます。
しかし、人によってはその生活条件、経済条件が動揺的であったり、非活動的な収入方法(たとえば遺産相続)であるため、経済的には自立をしていても、精神的自立の程度が低かったり、社会的自立が未達成になっている人もいます。
(5) 当事者の会(居場所)の多様性
当事者の会の構成者は、精神的自立の低位レベルの達成者や境界レベルの人から、社会的自立に入った人や一部に経済的自立をしている人も含むものです。
Center:〔1〕精神的な自立と依存
Center:(1)依存と負担のあらわれ
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Center:(3)もの静かなQくん
Center:(4)対人関係の依存と自立の構造
Center:(5)AさんのBくんへの依存
Center:(6)自立している人の次の課題
Center:(7)使用した用語の範囲
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