事務作業グループで事例検討をしました。情報紹介ページを削除するときの原則と間違いやすい実例です。
「○○学院に新しい学習教室ができました。所定用紙により教室情報がFAXで届きました。情報掲載の要請とともに次のメモがあります。『○○学院P学習教室にいたAですが、そこはやめまして新しくQ教室を開きました。新教室の掲載をお願いします』。この場合、不登校情報センターはどうすればいいのでしょうか?」
この検討の中心は次の2点です。
(1)Q教室の紹介ページをつくるのは間違いありません。
(2)問題はP教室の紹介ページは削除してもいいのかです。いくつかの経験があり、「サイトから紹介情報を削除するのはP教室から削除の申し出があるとき、P教室が存在しないと確認できたとき」と話しました。
事例で「やめた」のは、P学習教室が閉鎖になったというのか、AさんがP学習教室をやめたのか両様にとれます。Aさんはいわば「善意の第三者」になり、サイトの運営者が確認する必要があります。
この事例はサイト上に掲載している紹介情報を削除する原則があり、それを確認したうえで〔注意事例〕に当たると説明しました。
めったにない事例ですが、こういうことも一度は聞いておくのがいいと思いました。
〔学校案内書〕まなびの森国際文理学院(東京都品川区)、代々木高等学院(東京都渋谷区)、立志舎高校(東京都墨田区)、桜丘学園高等部(東京都千代田区)、日出高校(東京都目黒区)、梧桐学苑(東京都国分寺市)、代々木高校(三重県志摩市)。