北星余市高校の存続をかけた生徒募集に協力を

北星学園余市高校から郵便物が届きました。
「この度の募集停止に関わる一部マスコミ報道について」という校長の安河内敏先生からの広報文書が同封されています。
ネット上で調べてみると朝日新聞が「ヤンキー先生の母校、閉校検討 北海道・北星学園余市高」と12月10日付けで報道しています。
安河内敏先生の広報文書は、同校の対応方針の正確な内容を伝えるとともに、来年度の生徒募集で新入生90名の募集を達成するのに協力を呼びかけたものです。
全国的な生徒減少傾向に加えて、同校の全生徒数が200名をきっている状況ですから単年で90名はそうたやすい目標ではありません。

この状況は北星学園余市高校にとどまりません。寮制度などの寄宿制のある高校に共通する事態です。それを感じて私は、今年の6月に複数の全日制高校に「現状打破に関する提案」(6月10日のブログ)を送りました。このような方法での生徒の成長発達をめざす高校の存続は必要であると思い続けてきたからです。その時の提案には次の3点を含みます。
(1)通信制課程をつくり、都市域で全日型・通学型の学習センターをつくる。
(2)発達障害の生徒に少人数の特別クラスを設けて対応する。
(3)3年卒業後に不安を持つ生徒に、2年制の専科をつくり、対処する。
生徒数の募集目標の達成には、このような面の導入も考えなくてはならないと考えたからです。いろいろな思いを持ちますが、この提案はいまも有効だと思います。
北星学園余市高校は有名ですから新聞で取り上げられていますが、ひっそりと閉校になったところもすでにあります。微力ながら協力するつもりですが、アクセスしているみなさんのもご協力をお願いします。

〔北星学園余市高校の紹介ページ〕http://www.futoko.info/…/%E5%8C%97%E6%98%9F%E5%AD%A6%E5%9C%…

ネットカフェ初入室はてこずりながらもいい体験

ネットカフェに初めて入りました。
小さく区切られたスペースが並ぶ様子は悪くはないと思います。長期の“宿泊”に利用している話もありましたが、今はどうなんでしょうか。
さて今回は、自宅にパソコン環境のないKyくんに見てほしいサイトがありそれを見るためです。Kyくんが近い地域のネットカフェに入りました。
テレビ、CD、パソコン等がそろう小さな部屋です。別に漫画中心の本が並ぶスペース、ジュース・お茶等が並ぶドリンクサービス、シャワーもありました。トイレは当然ですから数時間過ごすには支障はなさそうです。
さてパソコンです。問題はないはずですが、いつもは使っていない勝手の違いが出ます。個人使用のカスタマイズの不十分さはまぬがれません。
いくつかのことを調べたのですが、Kyくんの関心を調べるのに思いのほか時間をとりました。Kyくんは30代ですが、ずーっとパソコンに触れていないので私以上にてこずっています。文字入力がスムーズにいきません。およそ2時間かけて調べ物をしながら話しました。半分近くはネットカフェの使い方、パソコンの使い方に費やしたでしょうが、いい時間でした。入会金200円を含めて1人1220円です。長時間のときは別料金体系になり割安になるはずです。
〔入室したネットカフェ〕http://loco.yahoo.co.jp/place/g-7FvA7zRUhuA/…

犯罪や理不尽なことにあった人に手紙を送る会

文通ボランティアの取り組みの案内をしました。家族から様子を聞きながら引きこもる人に手紙を書こうとする取り組みです。数人から協力の返事をいただきました。
それとは別の意見もありました。それを紹介します。
「自分には引きこもりの人に何かを話せるだけのものはありません。テレビなんかで見る“犯罪の被害者や家族の方”が本当に気の毒に思えて何かできないかと思うことがあります」。
「そんな場面で“大丈夫ですか”という声をかけられて、逆に気の毒になることもあります。犯罪にあった人や家族のもって行きようのない悲しさ、怒り、くやしさ、理不尽と思う感情にほんのささやかな同調のシグナルを送りたいのです。“つらいですね”という同情を禁じ得ない気持ちを言葉にしたいです」。
「いろいろな事件が次つぎに起きて、その方のことは「被害者1人」みたいな記録で終わってしまうひどさに、気にかけていることをわずかなことですが伝えたい気持ちです」。
「かといって見ず知らずの自分がそういう手紙を送るというのもなんだか出過ぎた感じがしていて何かいい方法があればいいのにと思っています」。

考えながら気持ちを確かめつつ話してくれたことを続けて書くとこうなります。私の粗雑な発想からはとても生まれてこない心づかいにびっくりです。
「犯罪や理不尽なことにあった人に手紙を送る会」にしてみようかと考えました。文通ボランティアの取り組みに加えて呼びかける予定です。

“引きこもりの視線”による商品紹介ページを立ち上げ

「ヒッキー生活充実展示場」というページを立ち上げることにしました。
アマゾン本のアフィリエイトの延長の商品紹介ページです。話し合うといろいろ出てきました。これを“引きこもりの視線”に近いテーマをいくつか設定し、各テーマに関係する商品・グッズを紹介します。テーマを少し紹介しましょう。
外出の装備品、非対面コミュニケーション用品、手芸家風の生活、主夫業の必携品、家事手伝い用品など20件が出ました。
紹介する商品がどれほど有効かはわかりませんが、少しずつ改善します。テーマは違っても商品が重なることもあります。引きこもり当事者から使用経験によるアドバイスをお願いします。とくに女性の意見がほしいです。
「ヒッキー生活充実展示場」ページをデータベースにし、個々の商品はサイトのあちこちに張り付けていく予定です。
アマゾン取扱商品から始めますが、そこから発展的に広げるつもりです。

アフィリエイトは本(470冊)から生活用品に向かう

10月からアマゾンの本のアフィリエイトを張り付ける作業をしています。
サイトに掲載している学校や団体の取り組みを紹介する本、私(松田)がこれまでに読んだ本を中心にする予定でした。ところがある事情から多数の本をいただきましたそれらの本をアフィリエイトしているのですが、担当していたGさんが「掲載するものがそろそろなくなりそうです」と言います。数えてみたら掲載を終えたのは著者380名の470冊ほどです。
張り付け作業はもう少しありますが、データベースづくりは終了に近付きました。あとはサイトに掲載している学校や相談室に関係する本を知らせてもらい追加する。そしてデータベースから、いろんなページに分散して張り付けます。

作業の途中で電子辞書に出会いました。これが本以外に目を向けるキッカケです。通信販売会社からもらった商品カタログをめくってみました。Gさんに「通販で買ったものはありますか」と聞くと、パソコンの周辺部品を買ったことがあるそうです。ふとひらめいたのが12月6日のブログに書いた「靴がなくては、外出するのが難しくなります」という記事です。それで発想はかなり大きく展開しました。ざっと素案をつくり事務作業グループで話しました。いろいろ出ておもしろくなりそうです。まとめたのが下の表です。次回のミーティングはこれを中心に話します。

①、外出・人と会うグッズ:帽子、衣類、靴、傘、アクセサリー、リュック…(女性用のものはイメージできないが)。
②、パソコンとゲーム:パソコン、スマホ、ゲームソフト、
③、工芸家風生活:手芸材料(布・紙・木片・のり・接着剤…)、絵を描く材料、文房具、はさみ、テープ、ホチキス、机、いす、…
④、室内での美容と健康:バリカン、手鏡、櫛、爪切り、口臭ガム、ダンベル、健康器具、扇風機、空気清浄機、ハンドクリーム、
⑤、主夫業必携品:台所用品、洗濯用品、室内掃除用品、家計簿、電卓、炊飯器、保温器、
⑥、自宅警備員の任務:懐中電灯、防災グッズ、鍵、金庫、
⑦、移動手段(体を使う移動方法):自転車、パンク修理、空気入れ、運転免許情報、靴、
⑧、家族の介護:車いす、ベッド、
⑨、親族の結婚・葬式・法事:祝儀袋、黒白ネクタイ、(電報の仕方、葬儀の方法・相談所)
⑩、サバイバル生活(耐久生活)用品:
⑪、自宅園芸・栽培:栽培ハサミ、小型スコップ、腐葉土、植物の種子、植木鉢、
⑫、ホームレス親和生活(自宅ホームレス・独り暮らし):
⑬、オタク(鉄道系):ジオラマ、地図帳、電車時刻表、
⑭、オタク(アニメ系):
⑮、自分にご褒美(ささやかゴージャス):
音楽系など他にも思いつくでしょう。引きこもり視線から見た世の中の商品情報です。
加えて〔特別情報〕通販情報、不用品マーケット、リサイクル店案内も大事です。
全体を「ヒッキー生活 充実展示場」とでもしますか。これらは引きこもりにとってだけではなく、かなり広範な人の参考になる生活用品情報ページになるはずです。なにしろ格差社会の格差はなお進行中です。サバイバル生活のヒントはありますよ。使用体験談や使っている訳も紹介すると交流ページになりそうです。

(アマゾン本)http://www.futoko.info/zzmediawiki/Amazon%E6%9C%AC

徳島県上板町教委の不登校対応はピカイチ

徳島県上板町はどういう町なんでしょうか。
その教育委員会からいただきました「不登校への対応」は、感動すべきレベルでした。「上板町子ども若者相談支援センター『あい』」というのが拠点のようです。町民を対象に年数回のユースアドバイザー講座を開き、受講者の1割前後が修了証書を受けるような住民参加の取り組みになっています。
不登校の子どもにはライフサポーター家庭派遣事業という臨床心理を学ぶ大学院生が出向く仕組みがあります。大事なことは「子どもの気持ちを大切にし」、この援助が押し付けにならないようにしていると思えることです。
対象の子どもは小学校入学前から中学校卒業後までの若者です。子どもの居場所『あい』が受け入れるのは不登校の子どもとともに「社会生活を営む上で困難を有する子ども」です。担当者が独自に考えている意識を感じます。
これまで不登校や引きこもりについて行政機関にいろいろな取り組み状況を問い合わせてきましたが、徳島県上板町教育委員会からの情報提供はピカイチだと思います。本気で取り組んでいる、その本気を感じさせてくれます。
上板町のホームページを見たのですが、この様子は見つけられませんでした。不登校情報センターとして、焦点を明確にして行政機関から様子を聞いていく意味はここにあると確信できました。

11月から全国の教育委員会あてに「不登校への対応」について情報提供として様子を知らせてもらうようにお願いをしてきました。
対応のうち教育相談室と適応指導教室(教育支援センター)はそれぞれ別に書いてもらいます。教育委員会の対応とあわせ3種類の情報提供用紙を送りました。
この3種のうちどれか一つでも情報提供の形で回答をいただいたのがおよそ100か所です。さらに追加されるかもしれません。各教育委員会で参考にされることを望みたいです。

〔上板町教育委員会〕http://www.futoko.info/…/%E4%B8%8A%E6%9D%BF%E7%94%BA%E6%95%…

動画の声に始まり動画の声だけに終わりますが…

先週の土曜日のことです。夕方になって毛布にくるまって寝ていたら誰かの呼びかける声が聞こえます。
起き上がるのがおっくーなので寝たままで聞いていました。カウンセラーの大空さんです。岡山土産のナシを持ってきたと言った後で「松田さーん、ユーストやりましょうよ」と言っています。
そうか、ユーストもあったか、と思いつつ「やります」と答えた(はずです)。
何しろ寝た体勢のまま返事をしたので伝わっているかどうか…。
隣にいたStくんもユーストはしたことがあり、大空さんと何かを話していたので、大空さんとの会話はなりたっていると思います。
思い返すと、今年の正月からツイキャスをするつもりでした。それが正月の腰痛騒動で宙に浮いたまま、すっかり置き去りになっていました。年末になってユーストとして復活浮上してきた感じです。
ユースト(UStream)も含めて動画サイトです。たぶん来年は何らかの動画始動となるでしょう。
その時にもらったナシですが冷蔵庫に入ったままです。小ぶりのカボチャほどの大きなものです。今日水曜日の3時のおやつになりました。

掃除の短期アルバイト募集があります

不就労の若者に仕事を進めている団体から、掃除の短期アルバイトを募集しているとの連絡がありました。
<1日だけでもOKの短期バイトに興味のある若者はいませんか? ビル清掃の補助作業なので、コミュニケーションに自信がなくても大丈夫だそうです^^
・好きな日で1日だけでもOK
・8時~17時、実働7時間、時給1,000円+交通費
・新木場、送迎あり
・男女可、即日勤務可
誰か1日だけ空く若者や、働いてみようという方がいれば是非ご連絡下さい^^
知り合いの社長さんの会社ですが、不登校生に関する理解は非常にありますので、
ご本人が希望すれば長期勤務も可能です。>

質問<20代、30代、40代の引きこもり経験者で履歴書不問でもいいでしょうか?>

<ありがとうございます、大丈夫です! そういう若者でも働く実感を持てればと考えて下さっている社長さんです^^ 現在は人の募集をどんどんしており、まずは1日だけ試しに働いて、その次に来るかどうかは検討すればいいという感じです。>

チャレンジしてみようという方は<tokanet1998-lucky-chance@docomo.ne.jp>に連絡ください。

ひきこもる人とつながる文通ボランティア

文通ボランティアの呼びかけ(12月1日に送付)に3名から返事をいただいています。
その一人からの返事を紹介します。手紙は直筆によります。
引きこもっていて家族以外につながりのない人に家族から様子を聞いたうえで、手紙で働きかける役割が文通ボランティアの役割です。自分の経験を生かす他には難しい要望はないのですが、そう簡単とも思えません。
文通ボランティアの仕組みとして整えましたので、引きこもっている人のご家族(手紙希望の家族)からの連絡、文通ボランテイアの希望者を待っています。

<私は20代の頃、不登校情報センターの「ひきコミ」という文通希望で手紙を書き、同じ悩みを抱える人から返事をいただきました。
文通でつながるっていうのがすごく、その頃はひきこもっていた自分にとってすごくうれしかったことを思い出します。
文通はもう終わりましたけれど、今でも続けていればよかったと思います。
20代後半になり、このままではダメだと焦り始めて、30歳に入った頃に近くのひきこもりの人たちをサポートする事業に相談して働けるところを紹介していただき仕事ができるようになりました。
現在39歳になりまして、ひきこもっていた20代の頃より少しですが前に進めた気がします。
まだまだ人と会話するのが苦手ですが、社会に出るといろいろ人間関係で悩むこともあります。楽しいこともあれば、辛い時もあります。
また文通でいろんな人とつながりたいです。
(Nyさん、女性、兵庫県)>

〔文通ボランティアの取り組み〕http://www.futoko.info/…/%E6%96%87%E9%80%9A%E3%83%9C%E3%83%…

ネットを使って引きこもりとつながる課題はこれから

『もう家には帰らない』という文庫本があります。今一生さんが代表するCreateMedia編で2000年に発行されたものです。
昨日の引きこもりの親たちが集まる会合の後です。残っている4人で話すなかで、その本を悠々ホルンさんに渡しました。
ホルンさんは作詞作曲した楽曲をYouTubeに流しています。視聴している人からの共感のファンレター、なかには相談の手紙などもあります。しばらくしたら「自分に送られてくるメールや手紙と似ていますね」とホルンさんが言います。
先日からネットを通して、ほとんど外の世界とつながりのない引きこもり状態の人とつながりを意図的にできる方法はないかと考えていました。それをホルンさんはすでに実行しているのです。多くの人は引きこもりとは言えないかもしれませんが、「不特定のハンディを負う対象」に向けて、ネットを使って呼びかけている点では先行例になります。
『もう家には帰らない』のあとがきに今一生さんが書いていることは、ネット以外の出版物の形で「不特定のハンディを負う対象」に向けた取り組みになっていることを物語っています。
ハンディを負っている人たちの生の声、体系化されてはいないし、数量的に扱われていない実生活、時には悲しみや怒りの感情をこめ時には淡々と叙述する実像、これらを抜きにした本物の取り組みはないと思います。淡々と叙述されたことは、感情を抑え事実を伝えたいという思いが浮かび出て逆に強い情念を感じてしまいます。
私はそれらの声を日常的に聞ける状態になっていると気づきました。到達点として悪くはないです。しかしまだ先があります。ネットを使って引きこもりとつながる方法はこれからです。