ひきこもり・不登校等支援団体合同説明会&ひきこもり大学

ひきこもり・不登校等支援団体合同説明会&ひきこもり大学
ひきこもりを経験した講師による「ひきこもり大学」と、子供・若者の支援を行う団体による支援内容を説明する「合同説明会」を開催します。ひきこもり、不登校でお悩みのご家族、ご本人、学校関係者をはじめ、子供・若者支援に関心をお持ちの方のご参加をお待ちしております。

ひきこもり大学とは・・・
ひきこもり状態にある/あった人が講師となり、「ひきこもり」体験を通じた見識や知恵、メッセージなどを、関心のある人たちに向けて講義するものです。「空白の期間」などとネガティブに受け止められがちな「ひきこもり」という状態像ですが、当事者ならではの捉え方を共有することを通じて、ひきこもり期間を経て得たものへ価値を見出し、様々なネガティブな誤解を解いていくことを目的としています。理解をより深めるために、講義を聞いた後に参加者同士でグループ対話を行います(見学席と休憩室をご用意いたします)。

開催日:平成29年1月29日(日)
参加費:無料(ひきこもり大学、合同説明会両方とも)
会場:ひきこもり大学(13:30~16:00/受付12:30~)合人社ウェンディひと・まちプラザ5階(広島市中区袋町6番36号)
合同説明会(11:00~16:30)合人社ウェンディひと・まちプラザ6階
※ひきこもり大学と合同説明会の会場は同一建物です。
定員:ひきこもり大学 100名
申込方法:ひきこもり大学参加申込書に、お名前・携帯電話番号・ご所属を記入の上、ファックス、メールまたは郵送でお申し込みください。電話受付も可能です。申込期限は、平成29年1月13日(金)になります。
・郵送先:〒730‐8511 広島市中区基町10-52 広島県 環境県民局 県民活動課 青少年健全育成グループ
・メールアドレス:kankatsudo@pref.hiroshima.lg.jp
・FAX:082‐511‐2173
・電話番号:082-513-2740(受付時間:土・日・祝日除く8:30~17:15)

●ひきこもり大学プログラム
1限目 自助活動学部 在宅ワーク(テレワーク)学科
講師: 岳谷一郎(仮名)
【プロフィール】小学校高学年から中学まで不登校となる。高校は不登校や非行児童を対象とした高校に休みながら通う。専門学校に進むが、その後大学への進学に失敗し、その後約8年間ひきこもり(半外こもり)生活となる。離人症やパニック障害を発症し、不安障害を経て現在も治療中。2年ほど前に人間関係のつながりが無いのは恐ろしいことだ、と思ったことから不安を抱えて不登校・ひきこもりの全国イベントに参加。それをきっかけにひきこもり自助グループの『NPO法人 わかもの国際支援協会』につながり、現在は制作の仕事をしながら福祉部の事務スタッフをしている。 

2限目 学科:引きこもり経験って社会的価値があるんじゃない?!
講師:ばばちゃん(仮名)
【プロフィール】4回の引きこもり暦。家庭、学校、仕事において特定のタイプの人とのトラブルが数多く起きる人生で、40歳直前で自分がアスペルガー症候群(発達障害)だと判り、家族の障害への不理解の中、死に方を探す日々を過ごすが、心の底の何処かに微かに有る孤独に耐えられない『人(共感)を求める』心が日中の居場所を探す行動へと導く。やがて福祉施設でピアサポート(当事者同志の寄り添い支援)に出会い、ピアサポーターとしての活動や勉強会に参加する日々を経て、施設で利用者主催プログラム『癒し場』を始め、そこから波及して引きこもりの中心の当事者会『きびAU会』を立ち上げる。 現在は生活介護施設で各種の生き辛さを持つ利用者の支援の仕事をはじめて数ヶ月目だが、40歳を超えての社会復帰の道のりは困難の連続、ピアサポーターとして沢山の課題を突き付けられる日々である。

3限目 グループで対話

開催について:広島県、KHJ広島「もみじの会」の共催