子どもの貧困・教育支援シンポジウム「Kids’ Day JAPAN in 愛知」

子どもの貧困・教育支援シンポジウム「Kids’ Day JAPAN in 愛知」

【開催日時】2018年11月8日(木)13:30~16:30 ※開場:13:15

【開催場所】名古屋市教育館
 (名古屋市中区錦三丁目16番6号) ※地下鉄「栄」駅下車 2番、3番、10B番出口すぐ

【参加費】 無料
 当日の準備のためぜひ事前にお申し込みください
  → https://ws.formzu.net/fgen/S74119513/

【定員】  100名

【プログラム】

1. 開会
➢ 開会のご挨拶 ・全国子どもの貧困・教育支援団体協議会 副代表幹事
 NPO 法人キッズドア 理事長 : 渡辺 由美子

2. 基調講演
➢ 「名古屋市における生活困窮者対策とひとり親家庭対策の現状」
 名古屋市健康福祉局生活福祉部 部長 : 忠平 守 氏

3. 第一部
子どもの貧困問題解決に資する教育支援活動の先進事例報告

●「地域ネットワークによる有機的なアプローチ」
愛知工業大学 准教授(教育行政学・教育法学) : 川口 洋誉

プロフィール
1979年生まれ。愛知工業大学基礎教育センター准教授。名古屋大学大学院教育発達科学研究科博士課程後期課程単位取得満期退学。専門は教育行政学・教育法学。
2014年5月より、瀬戸市において経済的困難を抱える子どもたちを対象とした学習支援(瀬戸市学習教室ピース)に取り組む。
主な著書に共著『ここまで進んだ!格差と貧困』(新日本出版社)、共編『未来を創る教育制度論』(北樹出版)などがある。

●地域ネットワークによる有機的なアプローチ
一般社団法人ぎふ学習支援ネットワーク 理事:佐藤 真紀

プロフィール
社会福祉士。当初はこんな世界に関わるつもりは全くなかったが、24歳の時、名古屋市の学童保育で指導員として働き始めたことがキッカケとなり、福祉畑に転身。 
2010年には発達障害や不登校などの特別な配慮を有する子どもの学習支援を立上げ、現在までに、ひきこもり・生活困窮者への自立支援、精神障害者の就労支援などにも関わる。ここ数年は、10代後半~20代前半の若者の伴走支援が増えている。
一般社団法人アルファLink理事、特定非営利活動法人仕事工房ポポロ理事、一般社団法人ぎふ学習支援ネットワーク理事
一般社団法人よりそいネットワークぎふ理事、公益財団法人子どもの貧困対策センターあすのばアドバイザー
滋賀県スクールソーシャルワーカー、米原市いじめ問題専門委員会委員、岐阜県社会福祉士会子ども・家庭委員会

  
●低所得低学力の要因分析調査から見た貧困家庭の生活実態と学習支援の成果
 〜勉強だけではない多様なアプローチの必要性と支援者ネットワーク作り〜
NPO 法人キッズドア 理事長 ・全国子どもの貧困・教育支援団体協議会 副代表幹事 : 渡辺 由美子

プロフィール
配偶者の転勤に伴い一年間イギリスに移住し、「社会全体で子どもを育てる」ことを体験。帰国後、日本の子育て環境や教育格差、子どもの貧困などの社会課題を実感。2007年NPO法人キッズドアを設立。日本の全ての子どもが夢と希望を持てる社会を目指し、低所得家庭やひとり親家庭の子どもたちへの学習支援や体験活動の提供、東日本大震災で被災した子どもたちへの支援や復興人材育成など行っている。
内閣府子供の未来応援国民運動発起人、内閣府子供の貧困対策に関する有識者会議構成員、
厚生労働省生活困窮者自立支援及び生活保護部会委員、専修大学非常勤講師

●被虐待児を取り巻く学習支援の制度や環境変化について
認定NPO法人3keys 代表理事・全国子どもの貧困・教育支援団体協議会 幹事 : 森山 誉恵

プロフィール
慶應義塾大学法学部卒業後、子どもたちの生まれ育った環境に寄らず必要な支援が行き届くことを目的としたNPO法人3keysを設立・現代表理事兼職員。東京都共助社会づくりを進めるための検討会委員。全国子どもの貧困・教育支援団体協議会幹事。
現代ビジネスでの連載をはじめ、子どもの格差の現状を講演・執筆・メディアなどで発信中。
◇受賞・表彰歴
2011年 社会貢献者表彰 社会貢献部門受賞、2016年 第30回人間力大賞(青年版国民栄誉賞)受賞、
2016年度 ソロプチミスト日本財団活動資金援助 受賞

4. 第二部: パネルディスカッション
参加者の皆様と質疑応答やフリーディスカッション行います。
<ファシリテーター>
NPO 法人キッズドア 理事長 : 渡辺 由美子 氏

<パネリスト>
愛知工業大学 准教授 : 川口 洋誉

認定NPO法人3keys 代表理事:森山誉恵

一般社団法人アンビシャス・ネットワーク 代表理事 : 田中 嵩久

プロフィール
社会福祉士。三重県員弁郡出身。小学校3年生の時に自閉症の友達との出来事をきっかけに教師を目指す。大学で福祉と教育を学ぶ中で、学校の中での教育ではなく、学校外での子どもの居場所や学ぶ場に興味を持ちボランティアとして活動をはじめる。大学を卒業後はホームレス支援などにも関わりながら、一般社団法人アンビシャス・ネットワークを設立。社会福祉士として、子どもの背景や環境に目を向け、自己実現が出来る支援実施している。
公益財団法人あすのば アドバイザー、特定非営利活動法人もりもり後見センター理事、反貧困ネットワークあいち幹事
2017年度愛知県弁護士会人権賞 受賞

5. 閉会

【主催】全国子どもの貧困・教育支援団体協議会

【助成】子供の未来応援基金