2月19日に「ひきこもりを仕事につけるリクルート活動」を紹介しました。
働く人が集まらず困っている中小企業に、どうすればひきこもり経験者が雇用でき働らけるようになるか。
その実際例を紹介したもので会報『ポラリス通信』に載せました。
「全国若者・ひきこもり協同実践交流会」の会場で、中小企業グループの役員をしている方に会うことができました。
短時間の立ち話でしたが会報『ポラリス通信』を渡し、好意的に受け取っていただけました。
共同して立役者のエンジくんの話を聞いていただく機会をつくりたいと話しました。
エンジくんには5月の「ひきこもり大学in下町」でも発表していただく予定です。
ひきこもり経験者に職へのルートと環境ができる、人手不足の企業にひきこもり経験者を受け入れる条件ができ、働く人が集まるー
このようなひきこもり経験者が働きやすい職場づくりの出発点にしたいと思います。
ブラック企業が横行する社会で別の動きをつくることにもなります。
月別アーカイブ: 2017年3月
『ひきこもり国語辞典』はひきこもりを理解するテキスト
「全国若者・ひきこもり協同実践交流会」の会場では、持ち込んだ手づくりパンフレットは50冊ぐらいが売れました。
きょう残った分が宅配便で届くので確認します。
いちばん多く買っていただいたのは『ひきこもり国語辞典』です。
ひきこもりを知る学習会のテキストにするといった人もいます。
これまでにもいましたのでどこかですでにテキストに使われているかもしれません。
「この辞書はひきこもりの理解をすすめるのに役に立つもの」とは国語辞典の“まえがき”に書いた通りですから、正攻法の利用のしかたです。
私が見聞きした「彼ら彼女らのものの感じ方、受けとめ方、理解のしかた、振る舞い、行動スタイル」を中心にまとめたもので事実に即しています。
「全国若者・ひきこもり協同実践交流会」では、学んだこと、知り合った人もいます。
これについても追って報告しましょう。
二条淳也さんに関する2つのトピック
二条淳也さんのエッセイ集『中年ひきこもり』がちょっと注目を集めました。
駒澤大学で開かれている「全国若者・ひきこもり協同実践交流会」のブースで手づくりパンフを10種類ほど並べているのですが、『中年ひきこもり』は目につくようで手に取る人多くいます。
何冊売れるかは明日の終了を待って数える予定です。
その二条淳也さんがサイト内の「質問コーナー」にある「アスペルガー気質の子に不安」というお母さんの質問に、ご自分の体験を振り返った回答を書いてくれました。
子どもさんは人に知れないつらい経験をしている可能性や異性に好かれる面も持ち合わせていることなどを回答しています。
私もアスペルガー気質と思われ、二条さんが指摘する点に納得できます。
そうなのですが、実はつらいことをつらいと思わなかったり、異性に好かれていたのに気づかないという両面でぼんやりであったと今にして思います。
二条さんは有料(千円)で質問を受けていますので、関心のある方は質問してみてください。
質問は手紙かメールで不登校情報センターに送ってください。
〒132-0035東京都江戸川区平井3-23-5-101 不登校情報センター、
open@futoko.info
全国ひきこもり実践交流会の最終準備
明日から5日まで「第12回全国若者・ひきこもり協同実践交流会in東京」です。
昨日(2日)の夜9時に事務局より連絡が入りました。参加目標の1000人に届きそうですが…。
<参加者数は現時点で800名を超える申し込みをいただいています。当日参加を見込むと900~1000人の参加者数が予想されます。
本大会は、大会づくりにおいてもかつてない規模ですすめられてきました。そして、たくさんの方の思いやご協力が寄せられてここまできています。参加者のみなさまには日ごろからの思いをこの集会に持ち寄り存分に交流していただけるよう、受け入れ側である私たち実行委員が丁寧に運営を行っていきたいと考えています。そこで、当日の運営についてみなさまにも改めてご協力をお願いしたいと思います。
①会場運営の担当スタッフが各所に配置されていますが、行き届かないところも多々あるかと思います。駅から会場までも含めて移動の際にはみなさんがスムーズに移動できるようにご配慮をお願いします。
②また、駒沢大学にも多大なるご協力をいただいていますので、近隣への配慮および学生食堂の活用もお願いしたいところです。どうぞよろしくお願いします。
③ちなみに、会場運営を手伝っていただける方は、3/4(土)9時駒澤大学講堂前(本部)集合となります。
④そして最後の一押しです。この人が来てくれたら今後の実践を進めるための追い風になるのでは、という方にもう一度声をかけてみてください。「気になっていたんだけど参加して良いのだろうかと躊躇していた」という方もいらっしゃるようです。 >
不登校情報センターは、会場で配布する会報『ポラリス通信』を刷りまししました。
また『ひきこもり国語辞典』、『メンタルフレンド力』、『中年ひきこもり』などの手作りパンフレットも増刷し、会場での販売に備えています。
持ち運ぶのが大変ですが当日の朝9時には会場につくようにします。7時半には出発になりそうです。
ポラリス通信3月号の発行と3月の予定
会報『ポラリス通信』3月号が出来ました。
あいさつ(情報センターの様子を兼ねる) 藤原宏美
ひきこもりを仕事につけるリクルート活動 松田武己
体験手記「日々勉強させて頂いております(下)」マゴット
不登校やひきこもりの背景には鋭い感覚と強い感受性が関係 松田武己
◎日程その他
3月4日・5日第12回全国若者・ひきこもり実践者協同交流会(駒澤大学)
3月7日 産業廃棄物業界にいるエンジと就労について考えてみる会
3月11日⇒18日に変更になりました。 みんなのパステルアート教室
3月11日 カードゲーム&ボードゲーム交流会
3月12日 絹リサイクル・リメーク教室(午前10時~)
3月12日 大人の引きこもりを考える教室
3月12日 希望の会~東京会議
3月18日~21日 「アウトリーチ」活動説明&サポーター登録会
3月19日 訪問サポート説明会
3月25日⇒12日午前に変更します。 絹リサイクル・リメーク教室
3月26日 不登校・ひきこもり親の会
*5月の「ひきこもり大学in下町」でエンジくんが報告し意見交換
*不登校情報センターのサイト
2月26日の葛飾区民大学に配布するために暫定版を作り、3月4日の全国集会で配布するための追加資料を加えて正式版を作るという作業になりました。今号は12ページです。
通常の読者には今日3月1日に発送します。
ハート・ライフバランスさんの「心の疲労回復」のチラシなどを同封しました。