不登校などの悩み語ろう 荒川で来月28日 全国親の会

不登校などの悩み語ろう 荒川で来月28日 全国親の会
不登校や引きこもり、発達障害などの子どもを持つ親が集まる「全国親の会 ようようとした流れの荒川大会」が五月二十八日、荒川区荒川のサンパール荒川(区民会館)で開かれる。
当日は、心を整える自律訓練法の体験などもある。

会は、不登校などの子の親でつくるNPO法人SEPY(セピィ)倶楽部(豊島区)の主催。
一九九九年以降、毎年二、三回開かれ、今回で三十八回目となる。

午前十時半からの一部は親が体験談を発表。午後二時開始の二部では自律訓練法の体験のほか、東京心理教育研究所の金盛浦子所長ら臨床心理士三人を講師に、十五人ほどのグループに分かれてディスカッションをする。

不登校や引きこもりなどに関しては、周りに相談相手が見つからず、親が抱え込んでしまうケースが少なくないとされる。
同NPOの高橋幸代さんは「同じような悩みを抱えている人と話をし、横のつながりができれば、かなり気持ちが変わってくる。
いろいろと問題はあっても解決はできると思うので、ぜひ参加してほしい」と呼び掛けている。

参加無料で定員三百人。一部だけの参加も可。
申し込み、問い合わせは火-土曜の午前十時半~午後三時に同NPO=電03(3942)5006=へ。 (上田千秋)
〔2017年4月9日 東京新聞NEWSWEB【東京】〕