テーマ「多文化共生社会を目ざし、多様な学校教育や外国につながる人々・子どもへの支援を考える」

第74次東京教研集会「人権と教育」分科会ご案内
テーマ「多文化共生社会を目ざし、多様な学校教育や外国につながる人々・子どもへの支援を考える」
【日時】2025年1月26日(日)9:45開場 10:00開始 (16時30分終了予定)
【会場】北区立赤羽岩淵中学校(北区赤羽2-6-18) ※会場校へのお問い合わせはご遠慮ください。
JR赤羽駅 東口より徒歩7分、東京メトロ南北線 赤羽岩淵駅 出口1より徒歩9分 
【参加費】無料 教職員、ボランティア、一般市民の方など、どなたでも参加できます。(オンライン参加可)
【お問合わせ・申込】東京教研実行委員会事務局℡:03-3230-3891(都教組)
チラシQRコード、または電話で、お名前・メールアドレス・電話番号・参加希望分科会名等をお伝えの上、お申込みください。
世 話 人:関本保孝(えんぴつの会)090-1857-5667新井真帆(慶應義塾大学大学院)福井夏海(中学教員)
共同研究者:江口千春(子どもの権利条約をすすめる八王子の会)中山眞理子(NPO法人多文化子ども自立センター)
                              幅崎麻紀子(アール医療専門職大学)
■午前の部(10時~12時)
【テーマ1 夜間中学での学びから 多文化共生を考える】  
① 秋元伸一さん(都内夜間中学 卒業生)
「不登校から夜間中学に入学し、高校・大学卒業。就職し、今思うこと」
小学校5年で不登校となり中学は全く行きませんでしたが、中学の終わりに話があり夜間中学に
入学しました。卒業後は都立高校(チャレンジスクール)そして大学に進学し、就職もできました。
ぜひもっともっと全国に夜間中学を作って欲しいと思います。
② 尾朝徹さん(赤羽自主夜間中学「一歩ずつの会」代表)
「赤羽自主夜間中学 開設5年目を迎えて」
2019年に自主夜間中学を開設。火曜日17~19時と木曜日18~20時に赤羽駅徒歩10分の
「NPOさざんかの会」の施設をお借りし、学習者十数名、スタッフ6名で日本語や小中学校の
教科を教えています。
■午後の部(13時~16時30分)
【テーマ2  外国につながる人々・子どもへの支援、公立学校での多様な教育実践から考える】 
③ 入江陽子さん(都内中学通信教育課程 教員)        
「全国で唯一中学卒業資格が得られる通信制中学で教え感じたこと、思ったこと」
3年前に生徒がたった一人になり、閉校の危機にあった神田一橋中学校通信教育課程。今では、23名の
生徒が月に2回土曜日にスクーリングを受け学んでいます。通信ではどんな人が学び、どのように学んで
いるのでしょうか。  
④ 三浦美穂さん(東京中央動物医療センター・アニマルケアスタッフ)
「人生の半分を日本で過ごして ~動物看護士としての私~」
 完全に中国育ち、中学1年生で来日。日本語の壁にぶち当たり、日本国籍・日本名が時にはつらく感じたことも。
現在、動物看護士として勤務。2025年2月、更に活躍できる資格取得のために国家試験にチャレンジ。
⑤ 田中阿貴さん、髙橋仁子さん(都内中学日本語学級 教員)
「都内の公立学校の日本語学級における日本語教育の現状(中学校を中心に)」
 日本語教育を必要とするどの児童・生徒にも、日本で生活および学習する権利があります。特に、中学校では卒業後
の進路を見据えて指導を行う必要があります。東京都の実情と課題について共通理解を深められたらと思います。
【全体討論 どなたも ともに語り合いましょう!】