高卒後に進む学校は「通信制大学・専門学校」ページに掲載します

放送大学は通信制大学の1種でその学習センターは全都道府県にあります。放送大学のサテライトスペースや教室を加えて全61か所をサイトに掲載しました。掲載を都道府県単位とします。ページ名を「通信制大学・専門学校」としました。
そして都道府県ごとに、通信制大学通信制短期大学通信制大学大学院および専門学校を合わせた形にしました。たぶん利用者にはこれがいいのではないかと思えたのです。
「メンタル相談」ページに心理相談、教育相談、各種療法、医療機関などを都道府県単位で掲載しています。これと同じ発想です。
これまでの利用者の利便を考えて前の形も残しますが、いずれその部分は消去します。
専門学校における不登校体験者の受入れはあまり把握をしていません。高等専修学校(専修学校の高等課程)卒業生が専門課程(専門学校)へ進学している例は多いものと予測します。それらを含めてこのページ構成をつくった機会に専門学校の不登校体験者の受入れ状況を反映するようにします。

「体験者から見た不登校・引きこもり・発達障害の表現」ページ

事務作業グループの取り組みの編集的な作業で、メンタル的な用語を表現する機会を設けました。ある程度は何らかの体験に基づくものです。
それをまとめて「体験者から見た不登校・引きこもり・発達障害の表現」ページをつくりました。非公式な体験的な用語辞典になりつつあります。
これまでつくってきた『ひきこもり国語事典』と似ていますし、一部は重なると思います。

メンタル相談施設を質量ともに拡充します

12月に入り、新規の「メンタル相談」施設への紹介情報を依頼しています。まだ紹介情報を掲載していないところなので、回答率はかなり低いと予測しています。1183件FAX送信し、到達は971件(82%)。未達の212件のうち64件は所在確認のため素材カードから外しました。
数件の回答が届いていますが、回答数を集計するにはまだ早すぎます。
それでも長崎純心大学心理教育相談センターからの回答を得たことにより、47都道府県すべてから1か所以上の「メンタル相談」施設の情報を紹介するサイトになりました。

「メンタル相談」ページは、サイトの性格からして全体的に重要になっています。サイト内の紹介情報は学校に傾いているので、そのバランスを改善するためにここを大幅に増やしたいです。
「メンタル相談」施設の多くは個人経営など組織体制が十分でないところが多く、それを少しでもカバーし、「メンタル相談」施設からもそう期待されるのが目標です。
その視点から、次の課題は考えると、量的なウィングを広げる必要があります。
(1)さらに多くの「メンタル相談」該当施設の候補を探し、素材カードを準備する。
(2)主に自治体が設置している教育相談室の情報を、適応指導教室(または教育支援センター)の情報入手とともに行う(時期は年度末?)。
(3)「相談サービス」として、親の会、自立・就業支援団体などが進めている相談業務を、このページと連動させる(?)。

また質的な面、サイト上の見やすさを図る工夫も考えています。
(1)読む人に一般にはなじみが少なく、事典などにも載っていない「対処方法・療法」等はそれを実施している「メンタル相談」施設に説明していただく。
(2)「メンタル相談の仕組みと対応例」を拡充し、工事中の「サイト内の案内」の構成要素にする。

質問コーナー240件のキーワードを検索のために35に小分け

不登校・引きこもり質問コーナーには、約150の質問に松田武己を含む13名が回答しています。同一の質問に複数の回答しているところも多く回答数は209件になります。
このページをより活用していただけるように、質問と回答にキーワード240件を選定してきました。
数日前からこのキーワードを検索しやすくするためにキーワードを4つに大別し、さらにそれぞれを小分類にまとめる作業をしました。今日それを完了しました。

「質問と回答のキーワード1」は「当事者の状態」の11分類です。
不登校、引きこもり、発達障害、圧迫感・コンプレックス、依存、いじめ、家族、行動と日常生活、心、仕事、症状、性格。
「質問と回答のキーワード2」は「家族関係・人間関係」の6分類です。
親、親子の関係、家族・親族、趣味・関心、対人・対外関係、分けていない。
「質問と回答のキーワード3」は「学校・進路の関係」の11分類です。
一条校以外の学校と教室、学力と勉強、学校制度の仕組み、高等学校、山村留学、小学校、進路・進学、相談、大学、中学校、不登校。
「質問と回答のキーワード」は「社会参加・支援団体」の8分類です。
医師・医療、仕事、支援団体、社会・人とつながる、相談・行政機関、引きこもり、療法、分けていない。

同一のものを2つ以上の小分類に収めるなどして、見落としを少なくする工夫をしています。もとより完全なものではありませんが、関連することを探すのに役立つものと期待しています。

当事者のブログ・HP集に追加中

当事者のブログ・HP集をつくっています。
累計28件になるのですが、あまり・ほとんど更新をしていないページもあります。
比較的最近ここに加えたの人のページを紹介します。

山崎順理  ブルークレイジークローラー 
明智大蛾  アスペルガー症候群は治らない 
ちゃりこ父 学校なんていらない~不登校小学生ちゃりこの父娘自転車旅行記『能登半島一周』『津軽海峡夏景色』 
吉田貴昭  セクマイ+ひきこもり・ニート・不登校 
ひつじ古書  ひつじろぐ 
流星   月夜、ブランコに揺られながら 
詠み人知らず   詠み人知らず

ザインタビューズの移行作業を終了

ザインタビューズ」ページの移行作業を一通り終えました。
これは松田武己が質問に答える形で自己紹介をしたものと理解しています。新ページの制作は未完成で、今後完成を図ります。
SNS「ザ・インタビューズ」への回答は499件ですが、あえて移行することのないものが30件近くありました。地名の知識を問う、完全な重複質問と回答などです。類似の質問で回答が微妙に違うものもあり、同一ページに複数の回答を並べました。そのようなページは20ページ以上になり、多いところは4件ぐらいの回答がまとまっています。
SNS「ザ・インタビューズ」への回答ではなくて、独自に自己紹介のひとつとして書いたものや、別に書いたものでこのページに加えたものも10件程度あります。
これらの合計は459件になります。それを4つの大分類、さらに26の小分類に分けています。
「一通り」としたのは、SNS「ザ・インタビューズ」は来年1月6日まで運営され、10件程度が下書きになっています。それらも移行するつもりだからです。

親の会グループへの紹介情報の依頼作業のまとめ

11月27日から12月6日までの4回の事務作業で、「親の会ネットワーク」に分類されるグループに情報紹介を依頼しました。「親の会ネットワーク」とは、不登校の親の会、引きこもりの親の会、発達障害系の親の会とそれに関係する当事者の会や居場所などです。
4日間に情報依頼した先は、不登校情報センターのサイト内にまだ情報紹介していないところです。いずれもFAX送信によるものです。その作業が一段落しましたのでまとめます。詳しく数字的に表示しようとしたのですが数値の合計等が合わないでいます。正確にしたいところですが時間がないのでやめ、そのまま載せます。
(1)送信先の合計は441件。到達245件、未達196件。
未達がきわめて多いことは予想した範囲のことです。
FAX送信とはいえ、TEL番号しかわからず、「FAX兼用のTEL番号」の可能性があると考えて送信してみたところもあるからです。
(2)このTEL番号を使いFAX送信をしたグループ:
合計は189件、到達40件、未達149件……数値に?が残る。
(3)FAX番号への送信
合計328件、到達252件(245件と違う?)、未達76件……。
(4)FAX送信で連続3回以上の未達(以降は今後のFAX送信から外す):
合計136件(内TEL番号への送信60件)。
(5)「活動していません」などによる「今後の連絡不要」が13件ありました。紹介情報の提供を含む回答状況は、しばらくしてからまとめます。

*未達になるところが多くなると予測できる事情
①、初めての送信記録が古い(2002年からのものが混じる)、数回以上(10回近くもある)連絡をしているが1度も何らかの回答が得られないところが多数ある。
②、基本的に個人宅と想定される。グループ内以外の対応はしていない。担当者の交代。活動が継続していない。などの組織として安定性が確保しづらい事情がある――今回のような連絡によりこれらの事情が逆に裏づけられます。

元々FAX送信できなかったグループ
*FAX・TEL番号がわからない(合計144件)
①、住所がわかる:81件、住所がわからない:63件。
②、グループのURLがわかる:54件、URLがわからない:89件。
*もともとURLがないところもあるはずです。
③、担当者のメールアドレスがわかる:21件、メールアドレスがわからない:119件。
④、担当者の携帯番号がわかる:15件。
⑤、住所・メールアドレス、携帯番号いずれもわからない:48件
*このグループには連絡の取りようはありません。

多くの連絡できない団体・グループがあります。いろいろな情報源から断片的なことを把握して素材カードに記録しています。なのでこの状況は避けられません。これからもそれが続くことになるでしょう。その一面を数字的に示したのが今回の作業のまとめです。

最近入手しました自立・支援団体の紹介情報について

「ニートの支援に関わるNPOの施設一覧」というのがあります。
数件を除く全国に66か所に「自立・就業支援」団体としての情報提供を依頼しました(11月初め)。
FAX送信によるものが42件、郵送によるものが22件です。
*数件はすでに不登校情報センターのサイトで紹介済みでした。
1か月たって回答をいただきました累計が9件です。お願いしました66件からの回答は6件、それ以外のところから3件です。この3件はお願いしたところと関係があるか、施設の名称と担当者が変わったためと解釈されます。9件の回答率は14%で、これまでの例(3%前後)と比べると格段に高い回答率です。
ネット上も含めて世にはいろいろな学校・支援団体のリストがあり、ときどき私たちの活動に関係することもあります。情報収集の地道な作業としてこのような取り組みを続けていきます。