保健所類ページ群を作成


「保健所類」ページ群の全都道府県表示を終えました。
「保健所類」ページ群には保健所の全部(支所などが抜けている場合がある)、それに加えて保健センター、福祉センターなど収集できたところ(主にひきこもりに関わる取り組みをしている)が含まれます。健康と福祉、保健衛生に属する自治体の重要な部分です。↓


カテゴリ:保健所類 – 不登校ウィキ・WikiFutoko | 不登校情報センター

不登校情報センターサイトの状態を示す問合せ

今年に入り、広告関連事業者等からの問い合わせがいくつか続いています。
(1) サイトへの原稿掲載=得意分野・専門分野のライター集団から、不登校情報センターのサイトに原稿を掲載するには、料金はいくらか? という主旨です。
(2) 事業のM&A移譲=西国のある事業者が不登校情報センターの事業に関心があるという主旨で、仲介業者からに問い合わせです。このサイトをどう継続するのかを考えている時期であり、M&A移譲は継続の1つの方法です。ただ収益中心のものにはしたくはありません。
(3) 広告会社から不登校情報センターのサイトに広告掲載する場合の条件の問い合わせです。
(4) サイト内に「イベント情報」紹介ページがあり、そこに掲載する条件の問い合わせです。

これらは不登校情報センターのサイトがある広がりを持ってきた反映と考えられます。
(2)のM&A譲渡を含めて、どの問い合わせにも、否定的な返事はしていません。しかし、その後の連絡は途切れました。(4)のイベント情報利用は今後提供があるかもしれません。
何でも宣伝する場にはしたくない、紹介する団体や商品・サービスをある程度は判断したい。そのあたりの判断体制がない惑いが伝わったのか、メールによる一斉問い合わせに過ぎなかったのか、そこはわかりません。
これらの問い合わせの方向には、不登校情報センターサイトの可能性が含まれています。提案が具体的であれば検討します。

ページ別のアクセス回数表

2023年1月31日―2023年6月1日の間(120日)のページ別のアクセス回数を調べました。WIKI不登校「http://www.futoko.info/zzmediawiki」のデータです。アクセスの多い上位10位までです。期間を限定しているので下位にもアクセス回数が多いものがあるかもしれませんが記録は残していません。
並び順は合計アクセス回数が多い順です。1日のアクセス者は推測3000名以上、ページビューは3万ページ近いです。

ページ名アクセス回数1日平均アクセス
メインページ730360.9
カテゴリ:東京都(地域)278923.2
学校案内書一覧211817.7
カテゴリ:不登校のニュース140311.7
カテゴリ:体験者・当事者に関するページ527944.0
カテゴリ:全寮制高校・寄宿舎のある学校175014.6
カテゴリ:不登校情報センター291424.3
カテゴリ:学校・教育団体180415.4
カテゴリ:大阪府(地域)224118.7
カテゴリ:神奈川県(地域)211517.6

寄稿エッセイ類

サイトを整理する過程で、不登校情報センターおよび松田武己に送られてきた手記・手紙を含む論考を「寄稿エッセイ類」というページ群にまとめることにしました。
サイト制作の初期には私(松田武己)の書いてきたエッセイ類を保存することも付属的な目標の1つにしてきました。当事者の体験手記は初めから載せていました。
途中で、質問に答えるページを設け、私以外にも回答してもらいました。会報『ひきこもり居場所だより』には2人に連載をお願いしています。
ここにきてやっとそれらをまとめるページにした方がいいと思いました。
きっかけの1つは単発のエッセイ的な文書を送られたことがあり、それが孤立するページになったからです。それを解消する策として、全部をまとめようと考えたのです。

「類」という語は便利に使えます。
これは「全寮制高校・寄宿舎のある学校」ページ群を「山村留学類」に変えた時に感じたことです。元々の中心点を残しながら周囲を含ませることができるし、ページ群名を短くできます。
これから直そうとしたいのは「保健所・福祉センター」⇒「保健所類」があります。
ついでに「当事者の会・自助グループ」⇒「当事者の関係」も考えました。
これらを直すばかりやっておれないので、少しずつ時間をかけてです。

放送大学

4月前にという時期を逃したと思っていたのですが、9月入学を勧めているとわかり、放送大学の情報を集めました。
十分ではないですが、特徴的なことをいくつか載せました。
特徴的なことの1つは、国民年金の支払いが一時的に免除になる場合があるとわかりました(条件があります)。それは「学習支援」項目に入れたのですが、サイト内でうまくつながっていません。課題です。
また「放送大学学習センター」を全国一覧表にしました。

山村留学類に変更

「全寮制高校・寄宿舎のある学校」カテゴリ〈ページ群〉を「山村留学類」カテゴリに変更します。山村留学の言葉がなじみやすいのが理由です。
小中学生のための山村留学、離島留学、海浜留学、寄宿制のフリースクールなどが含まれます。
寮制度・寄宿舎がある地方にある高校も含まれます。
高知県が実施している県外生受入校(高校)
島根県が実施しているしまね留学(高校)
長崎県にある高校の離島留学
この変更による不都合もあります。都市域にあるのに寄宿制であることで採用したものが「山村留学類」に分類される例があります。ここは大目に見てください。
カテゴリ名の変更に合わせて内容チェックもしています。

◎ この作業、一通り完成(4月27日)

「居場所」カテゴリ(ページ群)の復活

以前設けた「居場所」カテゴリを戻します。2年前に「居場所」を「当事者の会・自助グループ」と一緒にしたのですが、うまくないです。居場所は独自の動き、可能性をもって発展しています。
1つは「子ども食堂」です。住民(市民)の子どもの貧困対策がスタートでしたが、今やいろいろな性格を持ってきました。学習の場、地域住民の交流の場の性格が出てきました。自治体(福祉部局・教育委員会など)が関わりはじめ、企業が協力し始め、食品ロス・ゴミ削減対策の面もあります(食べ物として有効なのに捨てられてきた)。子ども食堂は全国の広がり、数千カ所で実施されています。
子ども食堂とは別に、また「当事者の会・自助グループ」の範疇に扱えない居場所も増えてきました。こういう事情を考え、「居場所」カテゴリを回復します。

「メンタル相談」ページ群の更新依頼と整備

4月に入ってから「メンタル相談」ページ群に手を付けています。
(1) 各相談室を紹介するページの情報更新の依頼=これをメールにより始めました。各相談室のメルアドを十分に入手していないのでこの依頼は限定的ですが、将来はメールによる依頼を中心にしたいと思います。
現状はFAXによる情報提供依頼が中心になります。
(2) 「メンタル相談」ページ群の下位階層に①心理相談・心理療法、②教育相談室・青少年相談室、③医療機関と付設相談室、この3グループを設定していきます。
(3) 医療機関の別情報として「無料低額医療施設」の一覧を作成します。主に生活困難の人を対象とした国の制度です。
最近の動きとして乳幼児の医療の無料化、小中学生の医療費の無料化、18歳未満の人の医療費の無料化を求める動きがあります。ここと結びつく可能性を感じています。他方では後期高齢者に医療費負担が増えるという逆転現象もあります。これら全体を見ると本流は医療費の無料化に向かうと考え、「無料低額医療」を本流と考えたいのです。
(4)以上の作業を4月の目標とします。

実例報告(症例報告、実践記録など)をサイトに載せます

ある心理相談室から紹介リーフレットなどを送ってもらいました。多くを配布するのは難しいので、それに代わる方法を提案しました。
この相談室の取り組みの実例報告をサイトに掲載することです。実例とは症例報告、実践記録です。カウンセリングの実例、オープンダイアローグの実例、グループカウンセリングの実例です。
可能ならば1つひとつのテーマを1000字程度(最大2000字以内)で書いてもらえませんか。
毎月1テーマ(1事例)を書くつもりで挑戦してみてください。

〔1つの例〕親を通して日記・手紙などで意見交流をすすめる
ひきこもりから出られた実例
家庭訪問をしてもらって、長い期間かかって少しずつ外出させるような取り組みがあります。これも1つの方法ですが、1年以上の期間がかかったりします。
私は以下のような取り組みをしています。
親、ほとんどが母親ですが、続けて相談に来てもらいます。
相談をし、いろんな話をします。本人の性格、行動、生育と親や兄弟との関係、家庭環境、学校についてなど。
この中で、親がよく把握していない場合もあります。わが子について、詳しく伝えられない場合もあります。その時は、日記を書いてもらったり、いろいろとレポートのようにまとめてもらったりもします。
これは、改めて親がわが子に向き合う1つの形でもあります。
こうした中で、ある時期に、私から本人に手紙を書いたり、マンガの本を貸したり、知恵の輪をもっていってもらったりしますよ。
手紙の内容は、慎重に考えます。本人が見てくれないと何にもなりませんので、本人が興味や関心のあることを書きます。少しずつ少しずつ気をつかって書きます。
それに対して母親に感謝や質問をしてくるようになれば成功です。
本人から返事の手紙が来ることもあります。
本人が読んでくれそうなマンガをもっていってもらったりもします。
クレヨンしんちゃんであったり、ブラックジャックであったりいろいろです。
読んでくれたり、注目が出てきたら成功です。
そうしている内に、中・高校生であれば勉強の問題を出します。
その先には、進路について話します。
そうしていると、マンガ本を選ぶためとか、いろいろのきっかけで私の所に来たりするようになります。
はじめに外出ねらいでなく、安心、信頼がもてるように母親を介して接触します。安心、信頼できる人を母親がみつけてきてくれた、となると本人と母親の間にも安心、信頼ができます。母親と私との間で、安心、信頼ができないと何も進みません。
こうした具体的な取り組みをすれば、だいたい何とかなります。
中学生でも、高校生でも、大学生でも、だいたいこうした取り組みで進みはじめます。(木村茂司さんの取り組み)