個人で学習塾を開いている人から「どうすれば紹介情報を掲載できるのですか」という電話連絡を受けました。不登校の子どもが塾に来ているようです。「不登校情報センター･サイトのトップに「情報･広告掲載」があります。そこを開くと「支援団体の情報紹介用紙」があり、そこから適当なものを選びます。それをダウンロードして情報を記入してＦＡＸなどで送ってください」と案内しました。
〔メンタル相談〕心理療法室･ルーエ（山梨県甲府市）、天理大学カウンセリングルーム(奈良県天理市)、小郡カウンセリングルームあんだんて(山口県山口市)。
〔支援者プロフィール〕赤沼侃史、三好徹史。
〔家庭児童相談室〕大磯町横溝千鶴子記念子育て支援総合センター（神奈川県大磯町）。
不登校・ひきこもりに関するネット上の質問コーナーを立ち上げようと準備しています。特色は、実際の支援にかかわる人、不登校やひきこもりの経験者が答えることです。複数の人が同一質問に答える複数回答方式です。
立ち上げのために私がこれまでに実際に相談を受けた質問例を、立場の違う支援者と当事者に回答してもらいます。質問例は60項目まとめたのですが、質問例はもっと増えるはずです。
準備中に９名の方から30の質問に回答を寄せていただいています。これらを掲載しながらページ構成を考えています。検討事項は、コーナーの名称（不登校ひきこもり質問室？）、質問項目を探しやすくする分類方法、回答者の紹介と所属する対応機関、質問の受けつけと回答者への連絡方法などです。
ページ群がまだ小規模ですから変えたり、追加したり試みています。この時期に構造を考えて、規模が大きくなっても耐えられるものにしたいのです。
新しい質問と回答ページは6月ごろには正式公開にこぎつけたいです。公開したあとは、質問を受け早期に答えるシステムにもっていく予定です。それだけに多数の回答者から協力を受けるようにしなくてはなりません。すでに掲載していますが、アクセスしようとする人は迷ってしまい到達できないはずです。
〔通信制サポート校〕精華学園高校上尾学習センター（埼玉県上尾市）。
〔フリースクール〕沖縄フリースクールまなびばおきなわ（沖縄県浦添市）。
今回の事務作業（照合と更新依頼）によりもう一つ気づいたことがあります。
更新依頼の作業がもともと発生しない学校や支援団体です。掲載情報の更新は原則として1年以上経過したところです。元の情報がないところには情報更新の案内はしないのですが、名前と所在地･電話は載っているところです。
これらの学校・支援団体には「詳細情報」の提供を求めながらも、「詳細情報」が得られないところは、時期を待って掲載から外すことにします。
それらの学校や支援団体から「詳細情報」をいただけない理由はあるはずです。不登校情報センターのこの形での情報提供の有効性に疑問がある、活動スタイルに共感できない、活動の重点が違うのでそれどころではない、などの事情が推測できます。
不登校情報センターの方法が唯一最善とは考えませんが、できた形がこれでありその学校や団体の支障になるとは考えられません。いろいろな事情のなかでさらに進むには、「外す」対応も必要な時期が近づいたのかもしれません。
〔メンタル相談〕子どもの心研究所（千葉県流山市）、北陸内観研究所（富山県富山市）、しらかば整体クリニック（長野県千曲市）、岐阜カウンセリングルーム（岐阜県岐阜市）、ながら心理相談室（岐阜県岐阜市）、メンタルサポートNetwork（静岡県富士市）、リベラヒューマンサポート（静岡県三島市）、木村登校拒否相談室（名古屋市中区）。
〔通信制高校〕司学館高校（滋賀県東近江市）。
〔技能連携校〕ニュースタート高等学院（千葉県市川市）。
〔通信制サポート校〕白山連峰学術院（石川県白山市）、チャレンジスクール三重（三重県松坂市）、彦根大学受験セミナー（滋賀県彦根市）、アウラ学びの森知誠館（京都府亀岡市）。
〔フリースクール〕リベラスコーレ（静岡県三島市）、水口乗馬クラブ（滋賀県甲賀市）、駅南ゼミナール（京都府福知山市）、遊学舎（宮崎県宮崎市）。
今回の事務作業（照合と更新依頼）による新しい対処分野にいわゆる未達があります。
FAXを送信したけれども届かなかった学校や支援団体です。全体で数％あります。理由はいくつか考えられますが、対処するために未達のところの基本台帳を１つにまとめました。
それを、ネット上で調べ、さらに電話や郵送で確認しなおします。これを組織的に実行できる方法の手がかりが出来たのです。
①、FAXがないので、郵送するもの⇒将来はメールも活用することになるでしょう。
②、FAXが届かない理由に、所在地の変更に伴うFAX番号の変更が予測できます。これを十分に把握する仕組みになります。
③、そのほかに技術的･事務的な理由でFAXが届かないところもあります。
話し中、FAX用紙が切れている、電話・FAX兼用で切り替えシステムになっている、などです。これは従来からだいたい見当がついているところです。
1か月半の事務作業グループの形成過程でこれまで果たすことが出来なかったサイト制作を進める1テーマを達成しそうです。
事務作業はこれまで「紹介情報を載せている学校・支援団体に掲載情報の更新の問いかけ」を中心に取り組みました。
それは情報を掲載している学校･支援団体の基本台帳とサイト上の掲載を照合する作業が前提になっています。この照合作業を北海道から沖縄まで通して初めてやり遂げました。２０００団体以上の学校と支援団体がありますから、一気にやるのは大変なことですが、週2回の作業日があることで、それにあわせて準備をするリズムができたということです。
基本台帳をまとめるファイルが地域別に27冊、他に広域通信制高校など複数県から全国をカバーする教育団体ファイル、公立高校、公立の教育相談室（および適応指導教室）、親の会のファイルがそれぞれ1冊で合計3１冊になります。
これらの独自ファイルは副産物であり、途中で気づいて取り組んだものもあります。その一つひとつが独自のテーマであり、それをテーマにして全体を調べる作業はまたの機会にしなくてはなりません。
これまでは基本台帳を作らなかった、公立学校、教育委員会系の教育相談室、親の会の基本台帳を作成しました。
〔メンタル相談〕北海道医療大学心理臨床発達センター（札幌市北区）、カウンセリングルームBON（さいたま市浦和区）、こころのドア船橋（千葉県船橋市）、ストレスカウンセリング・センター（大阪市東淀川区）、カウンセリングオフィスSola（神戸市中央区）、心とからだのセラピースペース ダブルレインボー（兵庫県加古川市）、思春期青年期心理サポートセンターほのぼのすぺーす（沖縄県西原町）、応用心理カウンセラー協会（沖縄県南南風原町）。
〔高等専修学校〕デザインテクノロジー専門学校（浜松市中区）、富士宮高等専修学校（静岡県富士宮市）。
〔通信制サポート校〕橘学院高等部（千葉県市川市）。
〔フリースクール〕フリースクールあおば（千葉県市川市）、ゆうび小さな学園（千葉県柏市）、赤門学習塾（名古屋市中区）。
適応指導教室、山村留学（全寮制高校・寄宿舎のある学校）、定時制高校、家庭教師などの全体的な調整作業を進めています。
〔メンタル相談〕マインドヘルスパーソナリティセンター(福島県郡山市)、エクリュ（群馬県前橋市）、アートセラピストアカデミー有限会社(さいたま市大宮区)、サラカオル株式会社（東京都練馬区）、谷町こどもセンター(大阪市中央区)、ストレスカウンセリングセンター（大阪市東淀川区）、思春期青年期心理サポートセンターほのぼのスペース(沖縄県西原町)。
〔フリースクール〕北海道自由が丘学園月寒スクール（札幌市豊平区）、渋谷高等学院町田校中等部(東京都町田市)、フリースクール・フォロ（大阪市中央区）、フリースクール地球子屋（熊本市中央区）、遊学舎（宮崎県宮崎市）。
〔通信制高校〕クラーク記念国際高校宇都宮キャンパス（栃木県宇都宮市）。
〔学習塾〕開進学園（千葉市花見川区）。
〔支援者プロフィール〕安藤はま子、鈴木大光。
「みんなの質問コーナー」という、不登校・引きこもり・発達障害と周辺事情に関する質疑応答のページを準備しています。
これまでに私がうけた質問をやや広げた内容の質問に設定し、いろいろな立場の支援者と経験者の答えていただくサイトです。回答を寄せていただく中で、気づいたことをいくつか紹介します。
（１）質問内容を広げたのは、答える人の実例を受け入れやすくするためです。答える人は実例を挙げていただくとわかりやすくなります。
（２）医療機関にいる方の問い合わせには、周辺事情であるリストカット、摂食障害など私の提示した質問項目にないものを設定して答えていただくようにお願いしました。このように質問事例60項目以外のことでも質問を設定して答えていただければありがたいことです。
（３）すでに数名から質問への回答をいただき掲載しています。本格的なサイトの公開はもう少し整頓してからがいいでしょう。学校・支援団体を紹介しているところ、支援者プロフィールに紹介している人が回答した場合、そのページとリンクする工夫を考えています。
〔通信制高校〕精華学園高校大分学習センター（大分県中津市）。
〔高等専修学校〕大川学園高等専修学校（埼玉県飯能市）、千葉モードビジネス専門学校（千葉市若葉区）、鴻池学園高等専修学校（大阪府東大阪市）。
〔技能連携校〕クラーク記念国際高校千葉キャンパス（千葉市中央区）、大阪自由学院（大阪市中央区）。
〔通信制サポート校〕鹿島学園高校両国キャンパス（東京都墨田区）。
〔フリースクール〕すくーるhana（札幌市手稲区）、イソップ学習会（札幌市西区）、上三川ホースパーク付属なみあし学園（栃木県上三川町）、フロンティア・インターナショナル（千葉市花見川区）、ふれあい乗馬クラブ清武ホースパーク（宮崎県宮崎市）、珊瑚舎スコーレ（沖縄県那覇市）。
〔メンタル相談〕北海道医療大学心理臨床発達センター（札幌市北区）、日本人間関係心理士協会（東京都三鷹市）、浦和カウンセリング研究所（さいたま市浦和区）、女性のためのカウンセラー・コルネット（埼玉県志木市）、神奈川大学心理相談センター（横浜市）、大阪心のサポートセンター（大阪市中央区）
〔家庭教師〕プロ家庭教師さいたま（さいたま市北区）、ヒューマンタッチ（千葉県船橋市）。
〔親の会ネットワーク〕マイペース（横浜市都筑区）。
〔支援者プロフィール〕小山田治子、木幡寛、東儀正人、藤原宏実、矢吹孝志。
「特集 転編入情報！」を「イベント情報」に特集ページを設定しました。
新学年が始まり、多くの生徒が新しく高校に入学しました。入学式はこれからですが、例年のように４月のはじめから「この高校は予想とは違う…」と感じて、通学できない生徒が生まれます。特にGW明けになるとはっきりするようです。
そういう方に、高校と同等学校の転入学、編入学の情報を届けようと企画しました。
掲載校はまだ少ないですが、徐々に増えていきます。不登校情報センターのサイトトップから入れるようにする予定です。
2週間の海外旅行を含むイベント企画の情報をいただきました。「イベント情報」ページに掲載するためです。しかし、問題があります。主催者への連絡先がURLとメールアドレスになっているのですが、連絡先が不十分と判断いたします。
このような場合は、企画する国内事務所や連絡先（所在地や固定電話番号）を明記しておいてください。
また、イベント会場は住所を入れてください（可能な限り）。これは住所があればGoogleの地図表示ができるからです。
これらの内容は編集するこちら側で調べればわかることもありますが、そういう作業は原則として行いません。送られてきた範囲のことを「イベント情報」ページに掲載いたします。必要な情報は簡潔にして漏れなくお送りください。