「ひきコミWEB版」に、「☆文通ボランティア募集 」と「☆文通ボランティア紹介コーナー」を掲載しました。
『狂詩曲・続編』・新作2作
文通ボランティア自身の体験談
文通ボランティアを希望して蒼井咲子(PN)から自分の経験を手記に書いていただいた自己紹介を送っていただきました。これはまた「体験者・体験手記」の一つとして扱わせていただきます。
文通に関しては多くの問い合わせがあります。特にいじめにあった体験者、不登校の経験者からのものが多くあります。それでいながらなかなか文通につながらないのが現実です。理由を推測してみるに自分の経験を役立てようとしている気持ちはあるのですが、その役立て方は“先輩の事態を超えた経験者”なのです。その人がいまいじめを受けている人、不登校の人に手を差し伸べようとしている、そのことが文通が成立しない理由の1つに思えるのです。
いじめを受けている、不登校の最中という人には、事態を文章化する余裕はありません。それどころではないのです。それは経験者の多くが経験上わかることではないかと思います。
文通ボランティアを考える人は、その活動を通して自分もまた成長の糧(かて)とすることができます。しかし、このすれ違いの中では文通という関わりが生まれにくいのです。文通ボランティアを考える蒼井咲子さんに自分の経験を書いていただいたのは、準当事者として文通をしてみませんか、と考えたからです。蒼井咲子の体験記「“いじめ”には強気に立ち向かってきたが」を読まれて、自分の経験したこと、感想などを書いて送ってください。こういう形でなら文通は成立するかもしれないと思ったのです。
文通ボランティアを希望される方は、このようなご自分の経験を詳しく書いていただくようにお願いします(送り先は不登校情報センター経由になります)。そして準当事者として文通を始めることを考えていただきたいと思います。
〔メンタル相談〕=大阪あべのカウンセリングルーム(大阪市阿倍野区)、秋田大学教育文化学部附属教育実践研究支援センター臨床心理相談室(秋田県秋田市)。
〔高齢ひきこもり〕=13日「職業選択」、15日「「自宅でできる仕事」の開拓」。
サーバのメンテナンス連絡
サーバのさくらインターネットから連絡が入りました。
機能向上のためのメンテナンスのために、一時的に接続ができなくなる可能性があります。
日時は1月17日(木)の2:00~6:00、10:00~12:00の間ですが、全時間を通して接続できないということではありません。
〔不登校・引きこもりとその支援に関する調査と集計〕=「実態にあう制度改善のポイント」
自立・就業支援ページの更新
自立・就業支援ページの更新
正月明けの休日にサイト内情報を団体毎の詳細の表組み化とカテゴリー分類を少しずつ行いました。主に「自立・就業支援」関係ページです。新着・更新も混じっています。
〔メンタル相談〕=カウンセリングスペース・麦の家(愛媛県松山市)。
〔自立・就業支援〕=学習サークル・サンハウス(青森県階上町)、ミヤギユースセンター(仙台市宮城野区)、NPO法人子どもと生活文化協会(神奈川県小田原市)、さがみはら若者サポートステーション(相模原市緑区)、NPO法人おおさか就労支援機構南大阪若者サポートステーション(大阪府泉佐野市)、枚方若者サポートステーション(大阪府枚方市)、福岡若者しごとサポートセンター、福岡県30代チャレンジ応援センター(福岡市中央区)。
〔親の会ネットワーク〕=麦の会(愛媛県松山市)。
松田武己のインタビューズ
松田武己のザ・インタビューズを作り直しました(⇒インタビューズ)。いろいろな質問に答えるサイトがあり現在476項目に回答しています。作り直しの機会に元サイトから50項目ほどをこのページにコピーし350項目ぐらい。100項目ほどはコピーの途中です。回答する目的は「自分を観察し解剖してみること」なので、コピーして検索、読み直しできるようにしたいのです。そうでなければ記録の役割は半減します。
「日刊ADHD新聞」というサイト上の新聞があり、なぜか贔屓(ひいき)をいただき、しばしば私の書いたザ・インタビューズの回答、ブログ「センター便り」と「新着・更新記事」の文章がトップ記事に紹介されるようになりました(いずれもツイッターに転載されそこで採用されるようです)。あるときはトップの3記事を占めることもありきわめて高い割合です。
コピーした「インタビューズ」ページは「分類はまだ」(未分類)を含め19項目に分類しています。厳密な分類はできず複数項目に分類したものもあります。
居場所スペースのページを新設
12月の押し迫った時期に「スペース・居場所の情報提供用紙」を200団体ほどに送りました。対象団体は親の会、引きこもり支援団体、自立・就業支援団体です。これらには居場所・フリースペースを設けている・出来ているところが予測できます。用紙はそれに対応するためのものです。
10団体からの回答をいただきました。いくつかをサイトに掲載しました。そのさい「自立・就業支援」ページに分類するとともにそれぞれの該当ページへの分類、そして新しく「居場所・フリースペース」ページを設定しました。
これは(不登校情報センターにも該当することですが)「どんな活動をしているか」一言では言いがたく、組織の性格を答えづらい支援団体の状況を把握しようとする試みから生まれたものです。
学習サークル「サンハウス」(青森県階上町)、ミヤギユースセンター(仙台市宮城野区)、枚方若者サポートステ-ション(大阪府枚方市)、特定非営利活動法人おおさか若者就労支援機構(大阪府泉佐野市)。
サイトの表紙を変えました
2013年の初めころにデザインを変えようと考えていました表紙が昨日夜に変わりました。
これにより探しやすく見やすい、とっつきやすくなることをめざしたものです。
前の表紙に置かれていたものは変更後の表紙にもすべてあります。慣れの問題だと思います。
予定より早くできたために「はじめのあいさつ」にしている不登校情報センターとこのサイトの説明の書き換えが間に合わなくなりました。しばらくお待ちください。
サイトの内容は常にわずかずつ更新をしています。更新場所はどこなのかは指摘できませんが、ときには“工事現場”のようなところも発見するかもしれません。そのめぐり合いができれば奇遇を喜んでください。
居場所への情報提供を依頼
「スペース・居場所の情報提供用紙」を作成しました。これを親の会、自立・就業支援、引きこもり支援施設など当事者に開放されたフリースペースや居場所を設けているところに送信しました。200か所を超えます。
送信に先立ち「不登校情報センター」ならばどのように書けるか試してみました。スムーズとは言いがたいです。結局はそれぞれが自分のスペースや居場所を紹介するために少しずつ工夫をして書き進めないとできない部分が残ります。
それでもこの用紙は完成度が高いと考えています。素材は「親の会・フリースペース・就労支援団体」の用紙であり、経験をふまえて改良したものです。①活動内容による組織分類、②対応者・支援者、③具体的な対応方法、④支援対象者の具体的な状態・事情、⑤支援対象者の年齢と男女別、⑥必要経費、⑦活動内容・方針、など必要なこと・よく聞かれることの全容を網羅し、比較的平易にかけるようにできていると思えるからです。
年末年始の時期に記入していただくことを期待しているのですが、はたしてどうなるでしょうか。
居場所関連ページのWikiシステムによる詳細ページ化作業を少しずつ進めています。来春にはこの範囲のことは完了させたいと思います。
〔スクールガイド〕=「伸楽ひふみ学園」(石川県野々市市)、「フリースクール和楽塾」(大阪府八尾市)
〔適応指導教室〕=沖縄県(途中まで)。
〔支援者・講師等プロフィール〕=「山瀬好彦」。
〔メンタル相談〕=大阪あべのカウンセリングルーム(大阪市阿倍野区)。
居場所スペースのページ作成
「親の会ネットワーク」の詳細ページ化を終了しました。全部で131件あります。
制作しながら気づいたことは、これが当事者と家族が参加する居場所・スペースの範囲にあることです。そして居場所・スペースの範囲には「自立・就業支援」ページ(295件)、「引きこもり支援施設」ページ(69件)などがあります。
これら全体の詳細ページ化を進めながら、全体を再構成する方向を探したいと思います。学校と違いこのグループには卒業が制度としてありません。そのぶん社会と直接に接触し、社会の一部に溶け込んでいる部分もあります。引きこもりの自立(引きこもりからの自立とは区別しておきます)を想定するとここに注目せざるをえないからです。
詳細情報を収集するために、現在は「自立支援・就業支援」と「親の会・フリースペース・就労支援団体」の2種類のフォーマット用紙があります。対人関係(教育)・就労・福祉・心理などの視点から2つの用紙を統一した書きやすい用紙の作成も準備作業の一つです。