小説『異物』を受け取りました

このエントリーをはてなブックマークに追加
はてなブックマーク - 小説『異物』を受け取りました
Facebook にシェア
[`google_buzz` not found]
[`yahoo` not found]
[`livedoor` not found]
[`friendfeed` not found]

 『異物』という、独白的な小説が送られてきました。
400字原稿換算にすると110枚余りになりそうです。著者は30代女性です。
女性の書いたものとしては現実描写、心理描写が甘くなく、著者の実感を深く見つめ、とらえ、そして的確に表現しているところがあります。
男性でもなかなかここまでは書けないレベルを感じます。
グロテスクではありませんし、なによりも実感による雰囲気を見事に表わしています。
しかし、小説のストリーが私にはいまいちです。
気持ちの救い、人生的なほの明るさは見えますが、そこに至るまでのすさまじさは読むときに苦痛かもしれません。
もっとも私はたぶん1時間弱で一気に読んでしまいましたから、案外受入れられるのかもしれません。
3か月ほど前に「30代以上の引きこもりへの支援方法」を発表し、それに関係するアンケートをお願いしました。
この作品はそのとき「まとまったら返事をする」と言っていた返事に当たるものです。
あの呼びかけが書く気持ちと結びついたとすれば嬉しいものです。
 いくつかの気付いたことを書いて私からの感想文にするつもりですが、このままでも十分に評価されるレベルなのかもしれません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください