「引きこもり高齢化への対応」をテーマとする活動紹介・相談会を終えました。
「こんなニッチ(隙間)なテーマでやってるんだ!」という感想もありました。それなりに成り立ちましたが直前に1団体の欠席連絡があり、出席者の1人に相談員のお願いをする事態になりました。
高齢化への対応とはいえ、社会参加と仕事につく点に重点をおいていました。
しかし、冷静に考えれば家族内の関係、人とのつながり方、外出への取り組みに関心の中心があるのではないかというのが反省点です。
社会参加というレベルはその上に重なるもので、そこに重点をおいたのは少し浮いていたようです。
パネルディスカッションで参加者から出された質問は、親の役割(やりすぎ・引っ張り方)、ネット依存への対応のようなことでした。これは引きこもり当事者の参加が少ないことにも関係しています。引きこもり当事者の関心としては、テーマが少し高いか、実際に仕事につこうとする人には中途半端になっているのかもしれません。たしかにニッチなテーマと思われるゆえんです。
「この集会をどこで知りましたか?」の質問への答えから広報の程度が少しわかります。回答にあった13件から見ると、
新聞(東京新聞・東都よみうり) 6人。
不登校情報センター・企画側から連絡 5人。
インターネット情報 2人。
このうち主体的な取り組みが関係し、可能性を秘めているのはネットです。その効果の程度はこのあたりであると見当がつきます。