アスペルガー気質の理解に異論あり

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私が最近書いている感情・感覚の理解に「どうしてそんなことがわかるのですか」みたいなことを言われました。そこを少しばかり…。
私は自分でもアスペルガー気質を自覚するようになっています。
先年、ある学会が症状やとらえ方の変更により用語も自閉症スペクトラムになりましたので、アスペルガー気質ということば遣いもそのうち変えることになります。
それはともかく…。
アスペルガー障害は周囲の人の感情把握がうまくいかないことがある、と称されているものです。アスペルガー気質はそうなりやすい体質の性格的な面を指しています。ある程度は周囲の人の感情把握がうまくいかない理屈になります。
ですが、私の個人的な体験ではその部分は少し違うようにも思います。どう違うのかというと、周囲の人の感情をよく把握できることもあるのからです。いつもそうというのではありません。

私が引きこもりの経験者と関わる内に感じる、彼ら彼女らの感覚・感情を察知する経験は「周囲の人の感情把握がうまくいかない」だけでは説明できないからです。何しろ私は系統的に心理学などを学んだことはありません。ほとんどが自分の関わってきた人たちから直接に感じたことを自分なりに構造化してみたものです。心理学の予備知識から理解してきたとはとても言えないからです。
そこで持論として「アスペルガー気質は周囲の人の感情把握がよくわかるときとよくわからないときの両極に振れやすい」と考えることにしています。よくいうゼロヒャクの感情把握版です。どうでしょうか。

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