支援ではない居場所づくり

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ひきこもりの現場からその先を見るとき、「ひきこもりが問題にならない社会」というのが1つあります。それに向かう過程は「支援ではなく」「就業や自立を求められることでもない」というのは抽象的であり、なかなかつかみ難い内容があります。前回(3月8日)はそこに至る過程を書きました。

*親、あるいは家族会としては国、自治体、支援団体に支援を求め、その結果就業や自立する状態になることを求めています。当事者と親の間には溝がありますが、そこはまた別に考えます。

今回は「支援ではなく」「就業や自立を求められることでもない」とは何かなのかを考えてみます。私は、当事者側の言い分や気持ちをかなり理解できます。それは不登校情報センターが、かつてそのための居場所運営をしてきたからです。実際私がそこでしていたことは、「支援」ではありません。「支援しているつもりはない」と言って、散々に言われたことはありますし、それを感じて離れていったひきこもり経験者もいるとは思います。また就業を促すことも(就職に向けた取り組みは特にしてはいませんが、当人が就職したいときには反対していません)。自立は肯定しますが、就職に限定する形にしたくはないと思いました。

では不登校情報センターの居場所とは何だったのか? 一言で言えば「自分の思いついたことを表現し、自由に試行錯誤する場」になります。その経過を説明しますが、長くなるので別に書きました。⇒
不登校情報センターの居場所の内容 – 不登校ウィキ・WikiFutoko | 不登校情報センター

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