テーマ「居場所」ブロックで話して思うこと②

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全国若者・ひきこもり協同実践交流会の傾向もわかってきたという意味についても少々。
私が参加したブロックのテーマは「居場所」です。このブロックには2つの分散会テーマがありました。「青少年施設」と「支援の場としての「居場所」」です。
このミーティングの場でいくぶん変わり「困難な若者とは何か」「「ひきこもる居場所」を超えて」となりましたが、オーバーにいうと行政者や研究者からの発想の雰囲気を感じました。この傾向は全国若者・ひきこもり協同実践交流会のいろいろなところに残っていると思います。
それを少しばかり当事者や現場の実践者の視点に動かせたのが今回でした。しかしまだ不十分だと思います。
今回の東京集会の実行委員会を仕切るメンバーは、私が個人的にもつながる人たちでした。それでも当事者や現場の実践者の状態を十分には反映していないでしょう。「ブルータスよ、お前もか」という気はします。
しかし、問題の困難さを知る者として、当事者や現場の実践者の力だけではこの大規模な取り組みを企画するのはそれだけ大変だという実感があります。早々に「不登校情報センターの活動は特殊な面があり、他の支援団体の参考にはならない」と判断し、独自のわが道を選んだ者としては、僭越な物言いはこの程度でやめておきます。
ただ、特に引きこもり経験のある当事者には、大勢が参加してほしいと思います。実行委員会にも参加してください。それによってこの雰囲気を変えていただきたいと思います。行政者や研究者がつくる引きこもり経験者の未来を変えてください、そこにつながる取り組みの色合いを変えてください。
東京集会でこそ、それが一番やりやすいと思います。開催地は毎年変わりますが、地方では当事者にはこれだけの力の発揮は期待できなし、行政側の助けを受けなくては開催自体が苦しいと思えるからです。
11月23日には、プレ企画シンポジウムとその後の実行委員会が予定されています。さしあたりはここを重視します。

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