精神保健福祉センターに「引きこもり・不登校・発達障害と周辺状況への対応」をお願いしていますが(8月2日)、問い合わせやいただきました回答を見ますとかなり回答しづらいことがうかがわれます。
ある精神保健福祉センターから「総合的に対応しているので、引きこもり・発達障害に特定して書くのは難しい」という趣旨の問い合わせもありました。対象ごとに事業が異なり複数用紙に回答するところもあります。引きこもりには主に保健所が対応する自治体、引きこもりへの対応を精神保健福祉センターとは別の機関を設けて対応する自治体もあるようです。自治体においてもどう対応すべきかを試行錯誤されていると推察されます。
総合的な相談のなかにどういう内容があるのか。精神障害、発達障害、引きこもり、不登校、虐待、アルコール依存、リストカット…などの対応の範囲。対応方法はどうしているのか。どこに紹介しているのか。これらの状況がわかるだけでも、情報提供としては意味があるものと思います。
〔8月8日追記〕精神保健福祉センターからの問い合わせと回答が続いています。発達障害に関しては発達障害者支援センターが整備されてきました(十分にたりているわけではないのですが)。引きこもりへの対応は統一的なところがなく、ある精神保健福祉センターからは地域若者サポートステーションを紹介していると答えられました。引きこもりへの公的な対応機関は確立していない、という印象です。