メモを生かす個別相談的親会

このエントリーをはてなブックマークに追加
はてなブックマーク - メモを生かす個別相談的親会
Facebook にシェア
[`google_buzz` not found]
[`yahoo` not found]
[`livedoor` not found]
[`friendfeed` not found]

昨日は引きこもりの親の会「サライの会」に参加しました。
参加した親たちの相談に一人ひとり答えていく運営と聞いていましたので、用意したことがあります。
ほとんどは初対面で、顔と名前が一致しないばかりか、聞いている話しも混乱するかもしれません。
そこで、A5版くらいの用紙に、親の名前、子どもの年齢と男女別、それに様子と質問事項を簡単に書いていただくメモを配ることにしました。参加者は12名です。
はじめにメモ用紙に書いていただき、一人ひとりが話をしている内容を私が書き加えます。
ある人への話も他の人も聞いていく形ですので、親のとっては相対化しつつ子どもの状態を理解できていくのではないかと思います。30代が中心で、40代と20代が混じります。男性2・女性1の割合です。
不登校情報センターで引きこもりの相談を受けている状況と似ています。
「親が相対化しつつ子どもの状態を理解する」ことは重要だと思いました。例えば、依存と支配の実例、小遣いの割り増し要求の場合、就業したときに直面する就業上の困難、親が判断する以上に子どもが判断する場をどうつくるのか=育てる場の設定、自己理解の男女差、訪問サポートの開始手順、これらを親の話の実例を生かして話すことができたように思います。
はじめにメモ用紙を用意して書いていただいていたことが、これらを進める上で役立ちました。内容は、これまでの事例と組み合わせながら、今後も少しずつ紹介していきます。
12時過ぎから4時半過ぎまで4時間余の長丁場でしたが、10名前後のこのような運営の会ではいいやり方が見つかったと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください