通信制高校の協力校のばあい

NHK学園高校は、全国に40の学習センターを持つ通信制高校です。40の学習センターの多くは各地の高校が協力校になっていて各地域の生徒のスクーリングなどに対応しています。
現在のサイトへの掲載は、この40の学習センターの所在地と連絡先を、都道府県の通信制高校ページに載せています。情報提供として期待するのは各学習センターの個別の状況を説明することです。
いくぶん似た状況は都道府県立の通信制高校と協力校の関係です。そのうちには既に紹介情報をいただいている協力校もいくつかあります。しかし提供いただいた情報にバラツキがあります。私の方は協力校にどこまでの情報提供をいただけるのかの勘所がつかめず、それぞれの協力校に情報提供の程度をお任せしていた事情が関係します。
このバラツキをどう調整するのかを思案中です。NHK学園高校から何らかの情報提供があれば、その方向付けに一つの手がかりを得られるものと期待しているところです。

〔メンタル相談〕水府会カウンセリングセンター(さいたま市中央区)、カウンセリングルーム「埼玉心療室」(埼玉県行田市)、日本家族再生センター(京都市山科区)。
〔通信制サポート校〕スクールさぽーとネットワーク(北海道釧路市)、ホームスクーリングメイプル(広島市安佐南区)。
〔全日制高校〕盛岡スコーレ高校(岩手県盛岡市)。
〔家庭教師〕家庭教師の入研ゼミ(岡山市北区)。
〔適応指導教室〕札幌市教育支援センター白石(札幌市白石区)。
〔フリースクール〕札幌自由が丘学園(札幌市東区)。
〔支援者プロフィール〕牛木克彦藤枝雄治

学校等にある独自の相談室

近畿自由学院はフリースクールです。「この度、カウンセリングルームを開設いたしました」という連絡をいただきました。カウンセリングの対象者が、近畿自由学院に通学していない方も利用できること、保護者の方のみのカウンセリングも受けつけていることなどから、独自のカウンセリングルームの要件は満たしていると判断します。これが生徒募集の一環であったとしても了解できる範囲です。

ただ送っていただいた情報にはカウンセリングの基準料金が書いてありません。基準料金を書いていただくようにお願いしました(たとえ無料であっても必要な条件になります)。それらを含めて「メンタル相談」の所定の用紙を使っていただくといいです。

フリースクール、通信制サポート校などで、相談業務をしているところは、学習等と別に相談室としての情報提供をお願いします。在籍する生徒と保護者への相談とは独立して相談活動をしていることが必要条件でしょう。相談室の名称が別にあることが必須条件ではありません。所定の「メンタル相談」フォーマット用紙をご利用ください。

 〔メンタル相談〕道草の家(千葉市花見川区)、立命館大学心理・教育センター(京都市北区)、関西大学心理臨床カウンセリングルーム(大阪府吹田市)、医療法人石谷小児科(鳥取県鳥取市)、生涯サポートセンターめいと(広島県三原市)。

不登校・引きこもり質問ページ

みんなの質問コーナーとして用意してきた不登校・引きこもりに関する質問への回答がかなり集まっています。回答者は10人、約60回答になりました。「同じ質問に立場や考え方の違う人が答える」というページの趣旨は実現に向かっています。回答者は支援者や当事者ですが、さらに多くの人からの回答を期待しています。
6月ごろには正式にサイトとして発足させるつもりです。ページ構成はWikiシステムを生かしたやり方を考えているところです。ページ名は「不登校・引きこもり質問コーナー」というオーソドックスなものに落ち着きそうです。
編集的な見出しつけが必要です。見出しよりはもう少し長い(18から22字ぐらいの)、質問や回答の要点をまとめ、個々のページ名にするためです。
私がこれまでの相談に答えてきた相談事例も、このページに合流させようと思い始めています。Wikiシステムがいいのはこれがやりやすい点にもあります。

同一名称のサポート校の場合

ある通信制サポート校ですが、同じ名称を使い各地にいくつかの教室を開いています。東京にあるキャンパスが中心なのですが、このまえ地方にあるキャンパスから連絡がありました。
「うちのキャンパスから独自の紹介情報を出せばサイトの掲載してもらえますか」という主旨です。聞くと東京キャンパスとは経営母体も違うので独自にしたいようです。サイト制作の側からすれば経営母体が同じであっても、違っていてもこの場合の関係はありません。不登校情報センターのサイトには地域ごとに支援団体や学校等の紹介情報を掲載することにしています。「ぜひ情報をお寄せください、掲載します」とお答えしました。
この事情は通信制サポート校だけではなく、通信制高校にも、技能連携校にも、そのほかの場合でも同じと思っていただいていいでしょう。

〔フリースクール・就業支援〕NPO法人ミヤギユースセンター(仙台市宮城野区)。
〔通信制サポート校〕鹿島学園高校新浦安創文校(千葉県浦安市)。
〔支援者プロフィール〕仁ノ内一義

不登校親の会の活動休止

不登校に関係するある親の会から連絡がありました。
「この3月末をもって約15年間続けてきた〇〇会の活動に終止符を打ちました。これまで密に関わってきた子ども達が、今年度揃って20歳になることと、私自身も暮れに還暦を迎えることから、良い“節目”になると考えて決断した次第です」。
不登校関係の親の会があちこちで活動休止になっていますが、その一つの実例です。その一方、新しく親の会が誕生しているのですが、その情報を把握することはなかなかできません。不登校、引きこもり、発達障害関係の親の会、または自助的なグループがありましたら(誕生しましたら)ぜひご連絡のうえ、情報提供をお願いいたします。

〔通信制高校〕日本ウェルネス高校松本キャンパス(長野県松本市)、ウィッツ青山学園岐阜キャンパス大垣キャンパス・関キャンパス・高山キャンパス・一宮キャンパス岐阜県立飛騨高山高校(岐阜県高山市)。

更新情報が到着しています

事務作業グループの更新依頼により、学校・支援団体から情報を更新する返事が届いています。更新作業が遅れ気味ですが…。
〔メンタル相談〕いわき明星大学心理相談センター(福島県いわき市)、遠藤嗜癖問題研究所(東京都渋谷区)、ユニークアイメンタルサポート(神奈川県藤沢市)、有限会社ながのヘルス(長野県御代田町)、岡本小児科医院(鳥取県倉吉市)、山口発達臨床支援センター(山口市防府市)。
〔通信制高校〕明秀学園日立高校通信制(茨城県日立市)、鹿島学園高校館林キャンパス(群馬県館林市)、長岡英智高校(新潟県長岡市) 、長尾谷高校奈良分室通信制(奈良県奈良市)。
〔高等専修学校〕専門学校長野外語カレッジ高等課程(長野県上田市)、名古屋福祉専門学校(名古屋市中区)。
〔フリースクール〕フリースクールP&T新潟校(新潟市秋葉区)、兵庫県立神出学園(神戸市西区)。
〔学習塾〕真友ゼミ(新潟市中央区)、さかもと学習塾(広島市安佐北区)。
〔高卒認定予備校〕新潟中央学院(新潟市中央区)。
〔自立・就業支援〕寺子屋方丈舎(福島県会津若松市)、青少年自立援助ホーム東樹(京都市東山区)、ほうふ若者サポートステーション(山口県防府市)。

サイトに紹介情報を載せたい

個人で学習塾を開いている人から「どうすれば紹介情報を掲載できるのですか」という電話連絡を受けました。不登校の子どもが塾に来ているようです。「不登校情報センター・サイトのトップに「情報・広告掲載」があります。そこを開くと「支援団体の情報紹介用紙」があり、そこから適当なものを選びます。それをダウンロードして情報を記入してFAXなどで送ってください」と案内しました。

〔メンタル相談〕心理療法室・ルーエ(山梨県甲府市)、天理大学カウンセリングルーム(奈良県天理市)、小郡カウンセリングルームあんだんて(山口県山口市)。
〔支援者プロフィール〕赤沼侃史三好徹史
〔家庭児童相談室〕大磯町横溝千鶴子記念子育て支援総合センター(神奈川県大磯町)。

新しく質問コーナーを準備中

不登校・ひきこもりに関するネット上の質問コーナーを立ち上げようと準備しています。特色は、実際の支援にかかわる人、不登校やひきこもりの経験者が答えることです。複数の人が同一質問に答える複数回答方式です。
立ち上げのために私がこれまでに実際に相談を受けた質問例を、立場の違う支援者と当事者に回答してもらいます。質問例は60項目まとめたのですが、質問例はもっと増えるはずです。
準備中に9名の方から30の質問に回答を寄せていただいています。これらを掲載しながらページ構成を考えています。検討事項は、コーナーの名称(不登校ひきこもり質問室?)、質問項目を探しやすくする分類方法、回答者の紹介と所属する対応機関、質問の受けつけと回答者への連絡方法などです。
ページ群がまだ小規模ですから変えたり、追加したり試みています。この時期に構造を考えて、規模が大きくなっても耐えられるものにしたいのです。

新しい質問と回答ページは6月ごろには正式公開にこぎつけたいです。公開したあとは、質問を受け早期に答えるシステムにもっていく予定です。それだけに多数の回答者から協力を受けるようにしなくてはなりません。すでに掲載していますが、アクセスしようとする人は迷ってしまい到達できないはずです。

〔通信制サポート校〕精華学園高校上尾学習センター(埼玉県上尾市)。
〔フリースクール〕沖縄フリースクールまなびばおきなわ(沖縄県浦添市)。

情報集め事務作業 3

今回の事務作業(照合と更新依頼)によりもう一つ気づいたことがあります。
更新依頼の作業がもともと発生しない学校や支援団体です。掲載情報の更新は原則として1年以上経過したところです。元の情報がないところには情報更新の案内はしないのですが、名前と所在地・電話は載っているところです。
これらの学校・支援団体には「詳細情報」の提供を求めながらも、「詳細情報」が得られないところは、時期を待って掲載から外すことにします。
それらの学校や支援団体から「詳細情報」をいただけない理由はあるはずです。不登校情報センターのこの形での情報提供の有効性に疑問がある、活動スタイルに共感できない、活動の重点が違うのでそれどころではない、などの事情が推測できます。
不登校情報センターの方法が唯一最善とは考えませんが、できた形がこれでありその学校や団体の支障になるとは考えられません。いろいろな事情のなかでさらに進むには、「外す」対応も必要な時期が近づいたのかもしれません。

〔メンタル相談〕子どもの心研究所(千葉県流山市)、北陸内観研究所(富山県富山市)、しらかば整体クリニック(長野県千曲市)、岐阜カウンセリングルーム(岐阜県岐阜市)、ながら心理相談室(岐阜県岐阜市)、メンタルサポートNetwork(静岡県富士市)、リベラヒューマンサポート(静岡県三島市)、木村登校拒否相談室(名古屋市中区)。
〔通信制高校〕司学館高校(滋賀県東近江市)。
〔技能連携校〕ニュースタート高等学院(千葉県市川市)。
〔通信制サポート校〕白山連峰学術院(石川県白山市)、チャレンジスクール三重(三重県松坂市)、彦根大学受験セミナー(滋賀県彦根市)、アウラ学びの森知誠館(京都府亀岡市)。
〔フリースクール〕リベラスコーレ(静岡県三島市)、水口乗馬クラブ(滋賀県甲賀市)、駅南ゼミナール(京都府福知山市)、遊学舎(宮崎県宮崎市)。

情報集め事務作業 2

今回の事務作業(照合と更新依頼)による新しい対処分野にいわゆる未達があります。
FAXを送信したけれども届かなかった学校や支援団体です。全体で数%あります。理由はいくつか考えられますが、対処するために未達のところの基本台帳を1つにまとめました。
それを、ネット上で調べ、さらに電話や郵送で確認しなおします。これを組織的に実行できる方法の手がかりが出来たのです。
①、FAXがないので、郵送するもの⇒将来はメールも活用することになるでしょう。
②、FAXが届かない理由に、所在地の変更に伴うFAX番号の変更が予測できます。これを十分に把握する仕組みになります。
③、そのほかに技術的・事務的な理由でFAXが届かないところもあります。
話し中、FAX用紙が切れている、電話・FAX兼用で切り替えシステムになっている、などです。これは従来からだいたい見当がついているところです。

〔支援者プロフィール〕佐藤啓二
〔適応指導教室〕宮城県をWiki版に移行。