C.G.ユングに関する本を読み始め

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山中康裕『臨床ユング心理学入門』(1996年、PHP研究所)を近くの古本屋で見つけ100円で入手。
おおよそ読み終えているのですが、昨日出先のブックオフで、石田おさむ『マンガ・ユング深層心理学入門』(1997年、講談社)と
河合隼雄・谷川俊太郎『魂にメスはいらないーユング心理学講義』(1993年、講談社)の2冊をそれぞれ105円で入手。
マンガのほうはすぐに読んでしまいましたが、後はこれから。
山中さんの本でユング(Carl Gustav Jung、1875-1961)にひかれました。

例えばS.フロイトは『精神分析入門』(新潮文庫、高橋義孝・下坂幸三・訳、上下2巻)
、K.ヤスパース『精神病理学総論』(みすず書房、西方・訳)など、
解説書ではなく本人執筆の訳文を読んでいますので、ユングも何か1冊はそうしたいです。

ユングについては、たぶん共時性(シンクロニシティ)が私の関心の中心になると思います。
私の理解では、フロイトの開いた無意識へのアプローチの仕方に、因果的関連の窮屈さから了解的関連を理論的に加えたのがヤスパースなのでしょう。
共時的とはさらにその外側に“偶然の一致”のように見えて、何らかの関連を見出そうとするものに思えます。
必然性とまではいえないけれども、単なる偶然性とか、意味不明とはいえないものがある。その探求でしょうか。
全体のイメージとしては、人間にとっての原始性Primitiveなもの、動物的なものや太古性のなかに意味をさぐっていく。
たぶんJ.ルソーの「自然に還れ」はそれに関係するのかも。
人間にとっての女性の役割や感情・感覚がもつ役割を見ていくことになりそうです。
私は研究者ではないので現場のフィールドワーク的な条件のなかで追求していきます。

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