「大人の引きこもりを考える教室」に参加した人に残ってもらい、企業CSRに取り組む説明会をしました。
そこではっきりしてきたことがあります。基本的な3点を書いておきます。
(1)この取り組みの任務・使命(ミッションというのが近ごろ流のようです)は何か。それは引きこもりの当事者に直接の収入方法を実現することです。これが中心の任務であり目標です。引きこもりの社会参加は収入が得られないと中途半端であり、いずれは引きこもり生活に戻りやすくなります。
(2)集めた協賛金はこの任務・使命にどのように使われるのかを明示することです。行政の政策支援は、支援者の資金援助にはなるけれども、当事者の支援にはなっていないというのは否定しがたい事実でしょう。そうではない方法、お金の使い方をするのでその内訳を示します。
(3)実務的なものは、①引きこもり当事者にも取り組みやすくすること、②彼ら彼女らの手元に確実に収益が届くこと、③お願いする企業に趣旨をわかりやすく伝えられること、などの面から実際的のものをつくることです。
説明会の参加者はまだ十分に理解できていないし、実際に姿形がはっきりしてようやく何をするのかが見えてくるものだと思います。このうち(1)と(2)を中心に、次回以降書いて行きます。