息子の言い分を聞きました

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「おやじが元気にしているかどうかを見るため」と称して息子31歳がとつぜん来ました。
生活のためにある仕事に就きながら、将来は好きなことで生活できる準備をしています。数年間でしばらくは何もしないでも生活できる貯金ができた。ある人から住み込みで暮らし集中的に取り組んでみたらという話があった。それに乗ろうと考えているがどう思うか。考えを聞きに来たわけです。
音楽と絵の両方をしているのですが、どちらかはまだ決めかねているようです。
少し前に「音楽は才能がない」と言っていましたが、おやじバンドのおじさんたちに重宝されて、その関係はいまも続いています。
絵の方はご存知のスタンプを作り提出しました。珍しいタイプの「No!」を表現する絵柄であり、“毒味”を含んだものです。40点が1単位なのですが、うち1点は「公序良俗に触れる惧れがある」という書きなおし指示があったといいます。包丁を持っていた絵のようです。これでいくぶんはスタンプの「No!」を表現する絵柄を思い浮かべることもできるでしょう。日本人は断るのに苦労していますから面白いと思うのですが、一線を超えた表現なんでしょう。
で、絵か音楽に集中して取り組んでみようというわけです。このまま1日に数時間自分の将来に向けて細々とやっていても、埋もれてしまうと考えたようです。
はじめは何を言い出すのかと聞いていましたが、聞くことが大事であって、こちらから言うことはありません。最後に「それは自分で決めることだ」で終わりました。
うまく行かなかったとしても、その時にはまた何とかなる。そういう“根拠のない楽観”がこういう選択を考える条件になると後になって気づきました。

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