ネットは新しい時代づくりに活用すべきもの

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ここでもう一言加えなくてはなりません。「ゲームとかネットばかりしている」と引きこもりの家族からはとかく非難の対象に見られます。なければいいとか、ネットやゲームが普及したから引きこもりになった、引きこもりが増えたと考える人もいます。
そうかもしれませんが、また逆の見方もできます。両方向が入り混じっているのです。ネットやゲーム、特にインターネットの普及は人間の歴史にとって画期的な前進です。それをなくすことはできません。そういう人間が迎える新しい時代の模索と動揺の時代だからこそ引きこもりという形で社会から距離を置いて様子眺めの人たちが大量に生まれたともいえるわけです。
人間がこれからどう進むのかの偵察役を果たす人が必要であり、意識しないままその中に参入したのが引きこもり的な感性を持った人たちともいえるわけです。
その延長で考えるならば、これだけの引きこもり人口が発生しているのに、孤独と孤立の生活の中でそれに見合う精神障害の人が生まれないのは、ゲームやネットに助けられていると言えるのではないでしょうか。ゲームやネットは非難の対象ではなく感謝の対象です。
Nくんの場合の二重底の救済ネットはそれを感じさせます。時代の変化の中で外側にある社会から引きこもり状態を受け入れ条件が成長してくると思えるのはこの事情を指しています。
なお「前向きになる」点で、自己肯定感が高くなることには触れませんでした。できそうなこと(目標)ができることも欠かせないことです。それはNくんの現在の感覚の少し先にあることです。人との接触ではこれらは細かくスライスされて出し入れされるのではありません。それがまたいいのですが、ここでは略します。
(ライブ動画型交流サイト―3の3 おわり)

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