編集補助の仕事で確認できたこと

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『ひきこもり国語事典』に掲載予定の約600語があります。当事者の経験に合わせて感想を寄せていただく編集補助をお願いしました。結局1人がこれに挑戦し、A4版用紙に119枚、484語(1枚平均に4語)について感想を書いてくれました。

約600語のうち484語とは80%に、共感・共鳴、自分の体験からの補足、わかりづらいという指摘、なかには自分のエピソードから独自の見出し語をつくるものも出ました。この感想集だけで1つの作品と言えるほどです。これにより『ひきこもり国語辞典』の持つ可能性をいくつかわかった気がします。

(1)ひきこもり当事者は、自分だけと思い込んでいる体験が、そうではなくいろいろな人に生まれていること。体験の相対化とともに、自分が特殊ではないとを理解できる。

(2)否定的と思われている自分の状態から、進める方法や手がかりを見つける可能性があること。

(3)言い換えれば、体験者のいろいろな状況と照らし合わせれば、癒しと回復の効果を得られるかもしれないことです。カウンセリング的効果とも言えそうです。

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