『ひきこもり国語辞典』の稿料・画料の支払い

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(1) 4月初めに画料を支払いました。
受け取りの領収書の送付とともに、献本した国語辞典への感想を書いていただいた方がいます。感想等のうち可能なものは「ひきコミWeb版」に載せます。
もし増刷になれば新たに画料が発生しますが、まだ増刷にはなりません。


(2) 5月には見出し語のオリジナル提供者への稿料を支払います。 
〈稿料の支払い〉 オリジナル語に関して何らかの返事・回答を寄せてくれた人(受け取ったというだけでまだ返事のない人も含む)には5月中に所定の稿料を支払います。基準は申請されたオリジナル語と、松田の控えている記録を照合して確定とします。
稿料を要らないという人もいます。これを支払うのも押し付けがましいかもしれないのでちょっと考え中です。
稿料が献本1冊分(1120円)以下の場合は献本だけにし、その旨連絡します。ただし、増刷があって稿料が超えた場合は支払いが発生します。


(3) このオリジナル提供語がなかなか確定しません。最終的には松田の記録により稿料を払いますが、それ以前に今までの返事・回答の様子を紹介します。
◎電話で「受け取りました」という連絡が多数です。しばらくして感想を書いてよこす人もいます。
確度の高い数語を「自分のオリジナル」と申請してくるのですが、手元の記録と照らし合わせるとかなり少ないと思う人が多いです。
全部読んだけれども自分に関係するのはどれなのか思い出せない人がいます(複数人)。自分で確認を諦めているのか、松田の記録に任せますという人もいます。両者は似たような事情でしょう。「おもしろかった」の一言感想だけの返事をくれた人もいます。
これらから推測して人の記憶はかなり薄れていくものであることが分かります。むしろ、あの時のことがこうして残るのに驚いたとか、松田の記憶がいいという人もいます。私の記憶についていえば、記録として書いているからであって、それがないと思い出せないものが多いと思います。だから私も含めて人の記憶は薄れていくことは共通するのです。
これは正しい言い方ではなく、あるきっかけで忘れていたことも思い出します。記憶はしている、それを呼び戻す作用は別にあるということです。
◎辞書の多くのことばが当てはまる気がする人も複数人います。自分にその経験はない、しかし自分がその場面にいたらそう感じるかもしれない、そうするかもしれないという意味です。これは『ひきこもり国語辞典』が個人の体験に基づきながら共通する気分や状態を示すものであることの証拠にもなります。

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