「ひきこもり周辺ニュース」とAmazon本の紹介リンクを結ぶ作業

「ひきこもり周辺ニュース」は新聞等から広義の関連記事を集め、分類して転載するページ群です。2016年の途中からメーリングリスト「子どもの貧困をなくせ!ネットワーク」に送られてくる記事を有効に活用する方法とした始めました。

昨年からはこのリスト以外の記事情報も集め始めています。同じページに複数の記事がまとまることもあり、今はページ数を数えるのが困難です。少なくとも4千ページ以上になります。
この不登校情報センターのサイトは、このページ群も加えて2万ページを大きく超えました。何かの検索ワードを入れると何かがひっかかるほどです。
さて、2016年秋からAmazonの本を掲載し始めました。いろいろな経緯から掲載する本は選んできました。寄贈された本が最初ですが、松田が読んだ本なども加わります。昨年春ごろからAmazonの本の紹介リンクをまとめて扱ってみました。すでに総計すれば紹介リンク数は合計で500点以上になります。
1月からは「ひきこもり周辺ニュース」の記事に、紹介されたり引用されている本の紹介リンクを貼りだしてみました。新たにAmazon本の紹介リンクを作るのですが、すでにサイト内に保存しているAmazon本の紹介リンクを、該当ページにも張り出せばいいケースもあります。
発想を逆転して、サイト内に保存しているAmazon本の紹介リンクをどのページに張り出せるのかを調べました。その本から浮かぶ検索ワードを選び出し、サイト内の「カスタム検索」に入れます。ページ内容とその本の内容の結びつきに濃淡はありますが、該当ページが並びます。こうして1月からはその作業を始めたのです。
ページが増えたこととAmazon本の紹介リンクが多いことにより両者がマッチングしている状況です。
始めてみてまたわかったことは、本の紹介リンクを貼るページにまた別の本が紹介されているのです。そのではその本のAmazon本の紹介リンクを作ります。
ややこしい説明になりましたがわかっていただけるでしょうか?
作業すればするほど処理すべきことが増える感じです。もちろんある点まで行けば収まるでしょうが、その時点ではAmazon本の紹介リンクは倍の1000点になると予測しています。
こういうのは不登校情報センターのサイト自身が自己改善作業を要求しているとでもいえるのではないでしょうか。各ページが自然に自己成長する感覚です。

サイト制作を改善する方向を専門家からアドバイスされる

ホームページ制作会社の方が見えて、不登校情報センターのホームページの改善方向をアドバイスしてくれました。
2時間弱の時間でしたが問題意識に重なる部分があり、充実した内容でした。
ホームページの改善すべき重要点を疑問に答える形で教えてくれながら、素人の私が知らない・気づかないいくつかの点を的確に教えてくれました。
不登校情報センターのホームページは一応の完成をしているのですが、さらに大きく発展的に変えていく基本方向が見えてきたように思います。
指摘された内容を取り入れるには、8年あまりかけて制作し続けてきた以上の作業量が必要です。しかし一応の完成を見ているだけにそれは高い壁には思いません。これまでのペースで進むだけです。
その方に渡した私なりの「今後のサイト制作の方向」を参考に紹介しておきます。アドバイスの内容はこれをはるかにしのぐ点がいくつかありました。それらは改めてまとめるつもりでいます。

サイト制作の新分野をどう開くのか(制作案)
〔0〕 従来の取り組みを続け、充実を図る。
* 全国の全市区町村単位での相談機関・対応施設の情報が把握可能なレベルに到達している。この分野の基本的インフラストラクチャーになることをめざす。
* 双方向の要素を少しずつ拡大する。
〔1〕これまでのサイトを見やすくするための工夫=準則から逆検索をめざす。
(1)メンタル相談ページの要素を生かす新ページの展開
①、症状など同一範囲の意味・内容をまとめた分類をする
小分類・中分類・(大分類)を想定する。
同一用語を2つの分類にするものもある(例外的?)
1つの用語だけで1分類になるものもある。または分類未定におく。
* これらを分類する基準を探していくことが大事。
②、症状など以外のこと、「手段・療法」その他への拡大を検討する。
また、学校・教育関係、引きこもり支援施設、自立・就業支援、親の会、居場所などのページにもこの用語のグループ化を導入する。
③、「サイト内の案内」ページにこれを取り入れることで逆検索の可能性が見えてくる。
④、この分類基準(準則)により、「質問と回答」などの分類を変更することを考える。
〔2〕不登校・引きこもり・発達障害の延長部分への視野を拡大
貧困、就労、障害者、仕事づくり、若者の生き方さがし、住宅問題…社会的弱者のための総合サイトになるのかもしれない。
〔3〕CSRを取り組むことによる異業種・地域情報の展開
準備中の新企画は別紙に。

〔保健所〕=和歌山県新宮保健所串本支所(和歌山県串本町)、岡山県備中保健所(岡山県倉敷市)、岡山県備北保健所新見支所(岡山県新見市)。
〔メンタル相談〕=稚内市教育相談所(北海道稚内市)、ザ・ホリスティック・ソサイエティー(名古屋市千種区)、不登校対策相談室「麦」(愛知県蒲郡市)。

「対象者の症状・状態・訴え」ページの作成と「サイト内の案内」

「対象者の症状・状態・訴え」ページの作成が少しすすんでいます。メンタル相談の施設内にある「対象者の症状・状態・訴え」を抜き出してこのページをつくります。メンタル相談ページ群からの抜き出しの後も他のページ群からも同様の抜き出しをします。同一項目の中に多数が並ぶものが出ます。作業を進めながらどのようなページがいいのか手探りです。
「対象者の症状・状態・訴え」ページができると、待望の「サイト内の案内」ページの作成に手がつけられます。なにしろ途中なので早まったことはできませんが、「サイト内の案内」ページに少し取り入れてみました。「対象者の症状・状態・訴え」からサイト内の情報にアクセスする方法がわずかですが見えます。完成すれば“画期的なもの”となるかもしれませんが、どのレベルまで届くのかが問題です。

〔保健所〕=江戸川保健所(東京都江戸川区)、新宿保健所(東京都新宿区)。
〔親の会〕=登校拒否を克服する会泉北ニュータウン交流会(堺市南区)。
〔家庭児童相談室〕=岩手県のリスト

不登校情報センターの紹介部分の変化を反映させ訂正

不登校情報センターの事業一覧を訂正しました。主に当事者の居場所のところの様子が変わりつつあるのを反映させました。全体説明に続いて3つの部分をそれぞれ説明しています。「サイト制作グループ」、「事務作業グループ」、「セルフサービスカフェ」です。また「不登校情報センターの相談室」も整理しました。

〔保健所〕=上十三保健所(青森県十和田市)、久慈保健所(岩手県久慈市)、秋田市保健所(秋田県秋田市)。
〔家庭児童相談室〕=北海道のリスト。‎
〔親の会〕=登校拒否を克服する会泉北ニュータウン交流会(堺市南区)。
〔情報・広告の掲載〕=「サイト内をわかりやすく探しやすくする方法」。