家庭児童相談室のページ着手

新しく「家庭児童相談室」のページをつくります。
家庭児童相談室とは児童虐待の増加という社会的背景のなかで、つくられたものです。市町村が子育て支援を実施する法的な整備がされ、それに対応するために設置したものです。対応には虐待にとどまらず養護、障害、非行、保健相談そして不登校、ひきこもり、育成相談及びいじめ相談など子育て全般になります。
対応状況は市町村により特色があります。相談によっては家族に対する助言などに専門相談員が対応しています。
不登校・引きこもり・発達障害と周辺状況の情報提供を続ける不登校情報センターはこのうち不登校、引きこもり、発達障害、いじめへの対応を中心に情報を集めます。

上のような概要説明をつけて関係機関にFAX送信しています。手元にある基礎データが不十分ですので、それを整えながら依頼作業を始めました。依頼するだけで数か月以上かもしれません。

そうしたら都道府県にも同様(類似?)の福祉関係の相談機関があるとわかりました。複雑になりますが、情報収集とは社会を情報という視点から調べていく面が含まれることを示しています。
これを教えていただいたのはある県にこの照会FAXが届いたためです。あまり詳しくは教えていただけませんでしたが、行政の担当者には周知のことと思っているのかもしれません。知らない人のほうが多いと対応して欲しいところです。

相談・交流サイトを準備

文通ボランティアコーナーに「息苦しかった学校時代を通り過ぎて」(りょうこさん)を追加しました。これで文通ボランティアは累計6人になります。
また新たに「体験者からの答え」ページをつくる予定です。ネット相談室に寄せられた相談に体験者が答えた内容を載せます。質問者の了解をえて質問者個人を特定する部分を除き、質問と回答を紹介するページです。体験に基づく実感のある回答は説得力がある真実味と情感があります。
すでに「不登校・引きこもり相談の実例」ページがあります。これは主に松田武己が質問に答えてきた内容を紹介しているページです。122項目になります。
さらに「みんなの質問コーナー」というページを準備していました。こちらはいろいろな質問にカウンセラーやフリースクール等をつくっている支援者に、回答をしていただくために開放したページです。2人の支援者が4件の質問に答え、当事者1人が3件の質問に答えた内容も載せています。
ここに「文通ボランティアコーナー」を合流させ、相談や文通などのページ群「不登校・引きこもりの相談・交流」サイト(仮名称)をまとめることにしました。

不登校情報センターの事業

22日に杉並区社会教育センターで「不登校・ひきこもり支援 杉並区関係各課・関係団体」の意見交流会が開かれます。その案内とともに各団体で取り組んでいる事業を紹介するフォーマット用紙が送られてきました。昨年分を参考にしながら、現在の不登校情報センターで継続的に実現していることを“事業”としてまとめました。
不登校情報センターの様子を知る参考になると思いますので、サイトにも掲載しました。
不登校情報センターの事業一覧

催し物案内をメールフォームで

イベント情報という不登校・引きこもり・発達障害に関係する集会などの催し物紹介ページがあります。不登校情報センターにはそこに載せたい情報が届いています。その掲載作業に手が回らなくてそのままになっています。このページが十分に有効活用がされていないことです。
そのページにはメールフォームという書式があり、必要なことを投稿すれば後は比較的簡単にこのページで紹介することができます。各地で多くの催し物が企画され、広報に苦労されていることは私どもと同じだと思います。その一端を担いうるレベルの情報紹介ページになっていますので、メールフォームのご活用をお勧めいたします。

新着・更新記事はお待ち下さい

かなり長い間、新着・更新記事を書いていません。
新着記事もそこそこあるのですが、それ以上に大量のWikiシステムへの移行作業をしています。同時にWikiシステムを有効に生かすためにカテゴリ分類を施す作業をしています。純粋な新着も更新もありますが、書いていく手間がないとご理解ください。
アクセスする方にはこのような事情は関係ないのですが、それらの作業の行く先はどうなるのかを紹介しておきます。
市町村単位、政令市においては区単位で、学校も支援団体が全てまとめて見られるようになります。学校、支援団体、公共機関の全国合計は5000か所ぐらいになるでしょう。それらを種類別に見やすくなるでしょう。
今はこれが途中なので、市町村を見てもそこに入っているものと、まだそこに入っていないものがまちまちの状態です。
何かを調べようとして、順を追っていってもみつから場合は、学校や支援団体名などを「カスタム検索」欄に書いて検索をしてください。

文通ボランティア自身の体験談

文通ボランティアを希望して蒼井咲子(PN)から自分の経験を手記に書いていただいた自己紹介を送っていただきました。これはまた「体験者・体験手記」の一つとして扱わせていただきます。
文通に関しては多くの問い合わせがあります。特にいじめにあった体験者、不登校の経験者からのものが多くあります。それでいながらなかなか文通につながらないのが現実です。理由を推測してみるに自分の経験を役立てようとしている気持ちはあるのですが、その役立て方は“先輩の事態を超えた経験者”なのです。その人がいまいじめを受けている人、不登校の人に手を差し伸べようとしている、そのことが文通が成立しない理由の1つに思えるのです。
いじめを受けている、不登校の最中という人には、事態を文章化する余裕はありません。それどころではないのです。それは経験者の多くが経験上わかることではないかと思います。
文通ボランティアを考える人は、その活動を通して自分もまた成長の糧(かて)とすることができます。しかし、このすれ違いの中では文通という関わりが生まれにくいのです。文通ボランティアを考える蒼井咲子さんに自分の経験を書いていただいたのは、準当事者として文通をしてみませんか、と考えたからです。蒼井咲子の体験記「“いじめ”には強気に立ち向かってきたが」を読まれて、自分の経験したこと、感想などを書いて送ってください。こういう形でなら文通は成立するかもしれないと思ったのです。
文通ボランティアを希望される方は、このようなご自分の経験を詳しく書いていただくようにお願いします(送り先は不登校情報センター経由になります)。そして準当事者として文通を始めることを考えていただきたいと思います。
〔メンタル相談〕=大阪あべのカウンセリングルーム(大阪市阿倍野区)‎、秋田大学教育文化学部附属教育実践研究支援センター臨床心理相談室‎(秋田県秋田市)。
〔高齢ひきこもり〕=13日「職業選択」、15日「「自宅でできる仕事」の開拓」。

サーバのメンテナンス連絡

サーバのさくらインターネットから連絡が入りました。

機能向上のためのメンテナンスのために、一時的に接続ができなくなる可能性があります。

日時は1月17日(木)の2:00~6:00、10:00~12:00の間ですが、全時間を通して接続できないということではありません。

〔不登校・引きこもりとその支援に関する調査と集計〕=「実態にあう制度改善のポイント

〔高齢ひきこもり〕=3日「元旦は実家で」、5日「お年玉」、9日「米屋のおばさん」。11日「大人しいけど短気