ひきこもり経験者は友田さんをどう見ましたか

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5日の友田明美さんの活動紹介番組をみました。
児童精神科医として特に虐待を受けた子どもの様子と父・母へのかかわりに焦点がありました。
ひきこもり経験をした大人たちはどう見たのでしょうか?
ちょっとそこが気になっています。
自分の子ども時代を思い返された人がいるかもしれません。
そのあたりは省略して私が受けとめたことを簡略に話します。
(1)「親が変われば、子は変わる」⇒親は変わらなくても子は変われる。
大人になった人にとっては親に変わることを期待できないでしょう。
友田さんのところに子どもを連れて行ったのは親です。そういう親なら「変わること」を期待してもいいでしょう。
自分の親は相談に動かなかった、そういう人が多いものです。
そういう人は「親は変わらなくても子は変われる」と勧めたいと思います。
(2)友田さんは子どもの回復をMRI(磁気共鳴断層撮影)診断による脳内の変化で確認しました。
大人になったひきこもり経験者にはこれを期待できません。
しかし、「もう遅い」のではありません。
マルトリートメントに対抗して成長した脳神経系を生かして、自分なりの道を探す方法があります。
いまの条件の中で人間関係を重ね、自分の特徴・能力を生かせる環境をつくることです。
ひきこもり経験者が集まる居場所(少人数でもよい)はそれに有効な場所です。
自分の特徴・能力とは、気づかないままよくしていることが関係します。
居場所などでつながった人が自分に向けて話す何気ない一言がそれを教えてくれます。
協力者・相談者がいるといいですが、専門家ではなくつながった人が協力者・相談者になるかもしれません。
番組をみて他にも考えることがありそうです。いずれ詳しく書いてみるつもりです。

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