かつしか区民大学「不登校は問題行動か?」に参加しました

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かつしか子ども・若者応援ネットワークの企画のうち、参加者と一緒に意見交流する機会です(26日)。
今回は第1部で葛飾区教育委員会の加藤憲司さんに講演をしていただきました。
そして第2部の小グループに分かれたとき加藤さんと同じグループに入り一般参加者と一緒に意見交換をしました。
そこでの1つが文科省(および教育委員会)が調査し発表する不登校の生徒数の状況です。
全体数でこの数年増加していますが、そのうち年間の不登校日数が30日から60日ぐらいの生徒が多いという点に注目しました。
文科省基準では30日以上が不登校ですが、生徒本人の意識では“学校を休みがち”ぐらいの意識で、自分が不登校になっている感覚があまりないようです。
これは教員の判断にも同じ傾向がみられるようです。
私の相談活動では全く登校していない生徒か、年間数日登校する程度の不登校が多かったと思うのですが、視点を広げる必要を感じました。
そして、学級30人の生徒全部の様子を担任が細かく把握する困難への対応と並んで、休みがちな生徒(病気欠席であれ、家庭の事情などの他の理由であれ)の個別の状況を把握して対応する必要を感じました。
加藤さんは「不登校というよりも長期欠席への対応が大事になるのではないか」という趣旨の発言をされました。
病気欠席とされているものに意外と不登校基準の欠席があるかもしれないのです。
学校が相対化されていく過程を「不登校」以外の視点からも考えていくことになるかもしれません。

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